タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

タグ:雷雨

先週、晴れていた空に西の方からモクモクと鼠色の雲が広がりだした。
「コレハマチガイナクあめニナルナ」と察し、帰路を急いだ。帰宅したときにはポツポツと雨が降り始めた。その時の雲がコレ↓ 自宅のベランダからの空。
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空は一気に雲に覆われ、その雲も手が届きそうなくらい低い。
案の定、数分もしないうちに小雨だった雨粒は、バラバラとまるでドラムを叩くような音を立てて大粒の雨に変わった。しばらくすると雷も鳴り出した。
雨は2時間もたたないうちに上がったけれど、ちょっと怖いくらいの天気の急変だった。

先日テレビで富士山に登る人々の無防備さを報道していたけれど(多くは観光目的の外国人)、登山中にこんな天気の急変に遭遇したら怖いよなぁ。アタシもズ~っと昔、ゴールデンウィークに標高2000mほどの山を登山中に吹雪になったことがあった。テント持参のテント泊予定だったけど、台風並みの風も吹き出し子連れでもあったので山小屋に避難したのだった。
自然は素晴らしいけれど、侮ってはいけないね。


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セトミノカサゴ@アニラオ・ロナルドガーデン

実はこのおさかな、胸ビレの裏側が紫色でと~ってもきれい。後ろから撮ったカットもあるんだけど、やはりご尊顔お見せしないとね。

昨日も一昨日も都内では雷雨が。
昨日は休みだったので忍び寄ってくる黒い雲を目で追いながら稲光りするのを待ってた。光ったらカメラ持ってきて稲妻撮影にチャレンジしようと構えていたんだけど、音はすれども光は見えず。結局、パラパラと小雨を降らせて去って行ってしまった。
高校生時代、私の部屋からは東京タワーが望めて雷があればほぼ100%に近くその東京タワーに落雷してた。タワーからず~っと離れたあたりに落ちてもカメラに収めてみるとほぼ必ず東京タワーのてっぺんが被雷してるのだ。肉眼ではわからないけれど、稲妻は蛇のように蛇行して地べたを這うように東京タワーめがけて戻ってくるのだった。バルブ開放にしてカメラに収めると、それがしっかり写っていた。
その東京タワーも今では私の家からは見えなくなった。近隣にマンションが建ってしまったから。
昨日は東京タワーとは反対側の、東京の西の空を眺めながら、雷をフィルムで撮影していた高校時代のことを思い出していたのだった。

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