どうやら関東地方もとうとう梅雨入りしたようです。
もう先々週のことなのだけど、かみさんに拉致されて国立新美術館までエルミタージュ展を観に行った(前日にサッカーやって足が痛いというのに
)。
決して絵画が嫌いなわけではないけれど、あんまり興味の無い私は(いや、無いのは興味じゃなくて教養だな)電車の中で、「ところでエルミタージュって何人さ?」とかみさんに問い、「恥ずかしいわね! 大きな声でバカなこと聞かないでよ。あっち行って!」と怒られたのだった。(タカラガイ注:知ってる人がほとんどだと思うけど、エルミタージュってのはロシアの国立美術館の名前ね)
しかし日曜日の、しかも午前中も早い時間だというのに、国立新美術館の入り口はすでに入場者でごった返していた。
イヤハヤ驚いた! もうずっと、ズ~っと昔のことだけど、バーンズコレクションってのが上野の国立西洋美術館で開催されたとき、「一生観ることが出来ないよ」と言われて出向いたけど、これまた物凄い長蛇の列に恐れをなして退散したのだった。
昨年の暮れ。知人に誘われて六本木にあるホールへクラシック・コンサートを聴きに行ったのだけれど、その時もホールは聴衆者で溢れんばかりだった。今年2月に行ったミュージカルだって、けっこうなお値段するのに満席だったし。
フィリピンやインドネシアの片田舎でダイビングをすることが多い私は、それらの地域に暮らすとても貧しい人たちの生活を垣間見てるから、コンサートや美術展に長蛇の列が出来るというこんな光景を目の当たりにすると、「日本って国は本当に豊かで平和な国なんだ」と感じないわけにいかない。(わけのワカラン殺人事件は多いけど)
芸術にこれだけの人々が集まってくるってのは、間違いなくその国の豊かさの証左だろうと思う。電車の中で一心不乱にゲームに興じる若者や大人たちも、この国の豊かさの恩恵を享受してるのだろうとも思う。人種的には別格のように感じるけど。
さて、エルミタージュ展に戻って。
ロシア国立美術館が所蔵する名画は、時代の流れと共に変遷する技巧なども解説されていて、それなりに楽しめた。(人が多すぎることを除いて)
それにしても1400年代から1500年代初頭にかけて描かれた裸婦たちは、なんであんなにもブクブクなのか不思議だった。みんな揃ってヒップやウェストはブクブクなのに、どういうわけかオッパイは小さいのだ。
日本でもかつては腰まで届く長い黒髪とオカメのような下ぶくれ顔が美人必須条件だったというから、当時のロシアではペチャパイのデ◯が美しい女性の絶対条件だったのかもしれない。
生活が豊かになれば、人の腹周りも豊かになるものだ。その頃の王朝ロシアは、とても豊かだったのだろう。
豊かさの弊害でメタボも増えている。豊かな日本、これからは美人の条件がふくよかさに変わっていくのかしら?
おかげさまで私の胴回りは今のところまだ85㎝にはなっていないので、へルシア緑茶のお世話になることもないのだけれど、体型よりも心が豊かでありたいものだ。


決して絵画が嫌いなわけではないけれど、あんまり興味の無い私は(いや、無いのは興味じゃなくて教養だな)電車の中で、「ところでエルミタージュって何人さ?」とかみさんに問い、「恥ずかしいわね! 大きな声でバカなこと聞かないでよ。あっち行って!」と怒られたのだった。(タカラガイ注:知ってる人がほとんどだと思うけど、エルミタージュってのはロシアの国立美術館の名前ね)
しかし日曜日の、しかも午前中も早い時間だというのに、国立新美術館の入り口はすでに入場者でごった返していた。
イヤハヤ驚いた! もうずっと、ズ~っと昔のことだけど、バーンズコレクションってのが上野の国立西洋美術館で開催されたとき、「一生観ることが出来ないよ」と言われて出向いたけど、これまた物凄い長蛇の列に恐れをなして退散したのだった。
昨年の暮れ。知人に誘われて六本木にあるホールへクラシック・コンサートを聴きに行ったのだけれど、その時もホールは聴衆者で溢れんばかりだった。今年2月に行ったミュージカルだって、けっこうなお値段するのに満席だったし。
フィリピンやインドネシアの片田舎でダイビングをすることが多い私は、それらの地域に暮らすとても貧しい人たちの生活を垣間見てるから、コンサートや美術展に長蛇の列が出来るというこんな光景を目の当たりにすると、「日本って国は本当に豊かで平和な国なんだ」と感じないわけにいかない。(わけのワカラン殺人事件は多いけど)
芸術にこれだけの人々が集まってくるってのは、間違いなくその国の豊かさの証左だろうと思う。電車の中で一心不乱にゲームに興じる若者や大人たちも、この国の豊かさの恩恵を享受してるのだろうとも思う。人種的には別格のように感じるけど。
さて、エルミタージュ展に戻って。
ロシア国立美術館が所蔵する名画は、時代の流れと共に変遷する技巧なども解説されていて、それなりに楽しめた。(人が多すぎることを除いて)
それにしても1400年代から1500年代初頭にかけて描かれた裸婦たちは、なんであんなにもブクブクなのか不思議だった。みんな揃ってヒップやウェストはブクブクなのに、どういうわけかオッパイは小さいのだ。
日本でもかつては腰まで届く長い黒髪とオカメのような下ぶくれ顔が美人必須条件だったというから、当時のロシアではペチャパイのデ◯が美しい女性の絶対条件だったのかもしれない。
生活が豊かになれば、人の腹周りも豊かになるものだ。その頃の王朝ロシアは、とても豊かだったのだろう。
豊かさの弊害でメタボも増えている。豊かな日本、これからは美人の条件がふくよかさに変わっていくのかしら?
おかげさまで私の胴回りは今のところまだ85㎝にはなっていないので、へルシア緑茶のお世話になることもないのだけれど、体型よりも心が豊かでありたいものだ。