屋久島に行ってきました。昨年訪れてすっかり虜になってしまったのでした。
今回も海の方がメインではありましたが、やっぱり山も棄てがたい島なので、今回は宮崎駿の『もののけ姫』のイメージとなったと言われる白谷雲水峡を散策してきました(昨年は縄文杉コース)。
なので本日は山のご報告。海の方は追々ね。
当初の予定では太鼓岩まで行ってくるつもりだったのだけど、前日より生憎の雨。この日もそぼ降る雨の中の山行となったのでした。まぁ、1年に367日雨が降る…って言われるほど雨の多い屋久島(山間部の話しです)ですから、雨は想定内の事で、雨対策はバッチリしてあったのです。
もののけ姫の森とも呼ばれる苔むす森が最初の目的地でもあったので、この地に何百種類も生育しているという苔を愛でるには絶好の恵みの雨ではあったのだけれど、途中3回ほど渡らなくてはならない沢の増水が心配だったこと。そして最終目的地である太鼓岩からの眺望も期待できないこと。更に雷鳴も聞こえてきたので落雷の危険も無きにしも非ずということで、結局太鼓岩まで行くのは断念し苔むす森から別ルートで下ってくることにしました。
太鼓岩に行けなかったけれど、色んなお出迎えを受けました。
まずは屋久鹿。親子連れの屋久鹿にも会いました。生後2~3ヶ月と思われる子鹿が可愛いかったです。
で、お次に出迎えてくれたのが猿。
鹿も猿も人間を恐れないのですぐ近くまで寄ってきます。いや、寄ってくるというよりは人間を無視して行動してます。だから猿の進行方向に居た私のすぐそばをすり抜けるように移動していきました。ちょっと怖かった。
私など眼中にも無く、無言で去るサル。(ダジャレてます)
火星人も屋久島観光に来てました(←ウソ。倒れた沙羅の木です)。
この屋久島。前回もそうでしたが今回も渡航客の8割以上が登山姿でした。ダイバーやサーファーの姿はほとんど見かけません。
パックツアー客も多く、その大多数がお見かけしたところご高齢のお方でした。目的は縄文杉なんでしょうが、みなさんお元気です。あそこ登るのはけっこうシンドイからなぁ~。
コダマにも逢えました(←またウソ)。
たまたま数週間前に東京駅の地下を歩いていてジブリショップを見つけたので東京から連れてきました。
この日、雨で登山客も少なかったのですが、このコダマを置いて撮影していたら人がわさわさ集まって来ました。チョー人気者になっちゃって、「貸してください!」とあっちコッチで言われ、休憩時間大オーバー! 下山途中にも「コダマ持ってきてる人がいるってさぁ。まだ居てくれないかな」なんて会話も聞こえてきて、まさかTwitterにでもツィートされちゃったのでしょうか? あっという間に噂が広がってました。商売できそうです。
本当にコダマが出てきても、ちっとも不思議ない苔むす森なのでした。