山梨県側からの富士登山ルート、吉田ルートで通行料金2000円を徴収されることになったようです。それ以前にも保全協力金を1000円(こちらは任意)を取っていたので都合3000円を徴収することに。
まぁ、良いことだと思いますね。それでなくとも登山者が多くて富士の自然はかなり傷んでるらしいし、登山道も登山者が多ければ傷む頻度が高く、整備も大変でしょうから。
しかし、富士山に登ってもいないアタシがこんなこと書くのはイカンのだろうけど、富士山は登る山ではないと思うんですよ。あれは眺める山だと。
麓から見ても分かるけど、かつて河口湖から望遠鏡で富士山の登山ルートを覗き見してたことがありまして。アリンコの行列のように連なって山頂を目指す登山者の姿がよく見えたのです。その登山道、何もナシ。ただひたすらにガレ場のような道が続くばかり。
どうせ登るなら、森林の中や尾根筋や変化にとんだ山の方が面白いと、アタシは思うのです。