タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

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イレズミミジンベニハゼ@奄美大島・清水(せいすい)

♪せ、ま、い、ながらも、たのし~い、わがや~♪ なんて歌を知っている人は、きっと大正か昭和生まれの人でしょうね。
新婚時代、中野のアパート住いでした。なにせまだ新婚ですから、嬉しさいっぱいでドアを開け「たっだいま~!」なんて勢いよく部屋に飛び込もうなら開け放った窓から階下に落ちてしまうような小さな部屋でした。1DKってやつです。
このイレズミミジンベニハゼ君のスイートホームも決して広くはないですな。実は奥の方に恥ずかしがってるペアの片割れがいるんですが、残念ながら仲良く二匹並んだ記念写真は撮らせて貰えませんでした。


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ガラスハゼ@奄美大島・灯台下

赤いムチヤギに赤いガラスハゼです。確かにカモフラージュされて、ちょっと見つけづらいです。

昨年、ベランダのプランターにラベンダーの種を植えたのですが、葉は出てきたのにとうとう咲くことも無く季節が終わってしまいました。葉は15cmほどまで成長して、そこでストップ。北海道の富良野で見たラベンダーって30cmくらいまで大きくなってたよなぁ。何が悪かったんでしょ?
ラベンダーは咲かなかったけれど、一昨年植えたムスカリは、何もしてないのに若葉が出てきた。こっちは来年の春に咲いてくれそうです。


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シマヒメヤマノカミの幼魚です@奄美大島・清水(せいすい)。瓶の口からお判りでしょうが、体長は2㎝ほどです。

海に住む魚なのに〝ヤマノカミ〟なんて名前が付くとは、ナンデカナ~? と調べてみれば、かつて山の神にオコゼの干物が捧げられたことから付いたらしい。なんでオコゼの干物を供物としたかと言えば、山の神様は美人に嫉妬するのでブチャイクなオコゼに白羽の矢が立ったということだそう。オコゼにしてみればたまったもんじゃないよなぁ。だから背びれに猛毒を持ってニンゲンに仕返ししとるんかしら?



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ウサギモウミウシ@奄美大島・嘉鉄(かてつ)

見れば見るほど面白い顔してる。この愛嬌ある顔で迫られたら笑ってしまって上手く撮影できんなぁ。まぁそれ以前に、この子の体躯が小さすぎて(5mmもない)100ミリのマクロレンズに接写レンズを組み合わせて撮っていたのだけど、ピント合わせるの四苦八苦。被写界深度がチョー浅いというのに、この子の動きがことのほか早い。体長5ミリの生物の動きとは思えんほど、早い。それに加えて近づく台風の影響でウネリが入って、アタシの身体もユ~ラリ、ユラリするもんだから、30カットほどシャッター切って、ピンがきてたのは2カットしかなかった。そんなもんでしょう。
こんな写真を撮ってると、あっという間に時間もたっちゃって、気がつけばダイブ・タイム60分オーバー。



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カサノリに乗ったナガレモエビ@奄美大島・清水(せいすい)

カサノリの直径はおよそ1cm。よってその上にちょこんと乗ったナガレモエビも体長は1cmほどです。最初、ガイドさんが指し示してくれたところにモショモショしたのがあったので、シムランスかなぁ?と思いながらシャッター押してましたが、それは単なるゴミでした 一生懸命、海中のゴミを撮っていました。視力が衰えることは悲しいなぁ(体力もですが)。

さてこんなシチュエーションの場合、背景を黒抜きで撮ると被写体がシャープに写って効果的なのかもしれませんが、カサノリやナガレモエビの色合いからして青抜きにした方が良いかな、とストロボ光を後ろに飛ばして絞り解放気味に撮ってみました。
ダイビングの回数は激減しちゃってますが、最近はやたらシャッター切らずに、ちょっと考えてから撮影するゆとりが出てきたように思います。


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ロングクロウシュリンプ@奄美大島・バベル

子供の頃に、と言っても中学生時代なんだけど千葉の方まで電車で出向いてテナガエビ釣りをしたことがあった。その頃はちょうど隅田川も江戸川もそして手賀沼なんかも生活排水・工場排水汚染で凄いことになっていて、ハゼなんか釣ると背ビレが無かったり目玉が溶けていたりする奇形ハゼが釣れた時代でもあった。だからエビを釣っても食することは当然しない。ハゼもだけどね。ただ単に釣る楽しさを満喫して釣った獲物は再び水中へと戻してあげてた。

先にも書いたけど、日光の中禅寺湖で釣れるヒメマスなんかも福島原発の影響が残るために釣っても持ち帰り厳禁になってるそうな。誰も食べずに再放流するから、今では1㍍を超えるマスも釣れるようになっているらしい。あれから5年。そりゃあマスも成長してるだろう。
しかし子供の頃に逃がしてあげてたテナガエビやハゼが巨大化したなんて話しは聞かない。シンゴジラならぬシンテナガエビに出現されても困るよねぇ。

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ヒレナガネジリンボウ@奄美大島・バベル


2匹カップルでいたんですけどね。私が写そうとした時にピャッ!と1匹が巣穴に隠れてしまいました(泣)。ガイドさんはしっかりとペアのカット撮ってましたが……。


このサカナ、手にとって眺めたことないし、警戒心強いから片方から撮った後に反対側に回り込んで観察したこともありません。それゆえにこの縞模様がどのようになっているのか、と~っても気になります。クルクルと螺旋階段のように身体を巻いてたら面白いと思うのですが、どうなんでしょ? もしもそうだったとしたら、このネジリンボウは右巻ですな。お尻から見れば左巻ですが。


先週末、久しぶりにサッカーしに行けました。しかし、一月ほど走っていないと全くダメ! 身体も足も思うように動いてくれません。ボチボチ〝引退〟の文字が脳裏に浮かぶようになってきました。


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ニセネッタイスズメダイ@奄美大島・倉崎海岸

今年の台風は発生数こそ少ないけれど、日本列島を直撃するのが増えた。しかもその傷跡が大き過ぎる。発生時点では1000hPa程度なのに日本に近づくにつれて巨大化してくる。それだけ日本近海の海水温が高いってことなんだろう。
そんなこともあってか奄美の海のサンゴたちも白化していた。写真撮る方としては綺麗で良いのだけど、このまま海水温の高い状態が続くとサンゴは死んじゃう。だから奄美滞在中に直撃してくれた台風12号は、ほんとだったら海水を撹拌(かくはん)してくれて水温下げてくれるはずだったけど、台風直後のウネウネ海に潜ったら水温はどこも30度近かった。これじゃぁ屁の突っ張りにもならん。
またまた台風13号が発生して、今日にも奄美地方に上陸しそうだけど、少しは水温下げてくれるかしら?

水不足を解消してくれたり害虫を駆除してくれたり海水を撹拌してくれたりと、必要でもある台風だけど、大きな被害は残さないで通り過ぎて欲しい。ニンゲンの勝手な希望だけど。

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ハナヒゲウツボ@奄美大島・倉崎海岸

最後の夏休みもらって2日金曜から5日月曜まで、奄美大島で潜ってきました。しかし、と~っても運の良いことに台風12号が直撃! 台風は奄美大島の真上を2日夜半に通過。3日はドッピーカンのお天気になったけど、ウネリが入って潜れませんでした(泣)。ドッピーカンだってのに一日中、ビール飲んで読書とうたた寝。なんか久々のリゾートしちゃいました。
奄美大島は湾が多く、しかもその海岸線が入り組んでいるので外洋にウネリがあってもビーチなら潜ることは可能です。しかし、ニゴリも入っちゃうので止めた方が良いだろう…ってことでお休みにしました。いつもの私なら、間違いなく潜っていたことでしょう。
ちょっと消化不良ぎみになってしまったので、次回、もしも行く機会があれば今度は加計呂麻島の方で潜ってみたいな。

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