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一昨日、昨日と添乗員として気仙沼と陸前高田に赴いた。被災地にサクラ植樹するツアーに同行しての事なのだけれど、主催社側としてアタシが添乗することになったのだった。
「コリャ、楽な役回りだな」と当初はウヒヒだったのだけれど、ツアーが始まって直ぐに「甘かった」ことに気が付いた。
出発当日。どうしたわけか右足の股関節が外れた。サッカーやってて時々そんな事はあったのだけれど、何もしないでなったのは初めてのことで、痛みの走る足を引きずりツアー参加者を先導していくのは容易じゃなかった。
それに加えて最大の問題は、今まで添乗員さんが掲げる旗について行ったことはあっても、自分が先導するなんて経験は初めてだから、何とも気配りの出来ない先導員になってしまった。「経験の有無の問題では無く、もともと気配りの出来ん奴」との声も聞こえるような気もするが……。

一関の造り酒屋で、岩手名物の「餅御膳」昼食するまでは何とか間を持たせることも出来たのだけれど、昼食後は参加者と共に車中でコックリコックリと船を漕いでしまった。
慣れないことはするモンじゃないと、つくつく感じた二日間だったのであった。やはり餅は餅屋なのだ。アタシの出番ではなかった。

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沼エビまぶした餅のお代わりをし、後から出てきたお雑煮までもみごと完食し、私はすっかり参加者と化していたのであった。
ツアーに参加の皆さま、まったくもって申し訳なかったです。m(_ _)m