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袴はどこだ!
モンツキカエルウオ@テニアン・フィッシャーマンズS
先週末あたりからワタシの顔にポツポツと出来物が現れてます。
梅雨が明けてからもしばらくは涼しい夜が続いたのですが、東京も先週末あたりから夏らしい熱帯夜になりまして、ワタシも汗だくで目覚めるわけです。その結果が顔のポツポツでは無いかと思ったのですが、どうやら酒量が増えたことの方が一番の原因のようです。
「健康のために飲み過ぎに注意しましょう!」との標語もむなしく、きっと今宵も浴びるように飲むのでは無いかと己の意志の弱さを痛感致します。
しかしねぇ、この暑さだもんねぇ。ビールが美味しいのよ!(ビールで終わらんからイカンのだけど)
さて写真見てすぐに表題の意味が分かった人、エライ!
ハイ。モンツキ君ではありますが、袴(はかま)は履いておりません。
鼻毛
モンツキカエルウオ@宮古島・崖下
まつげも立派だが、バカボンのパパばりの鼻毛もスゴイ!。コヤツは鼻毛でムズってくしゃみする事は無いんだろうか?
ときどき、鼻毛が鼻孔をくすぐりくしゃみが出る。そんな時はその伸びた鼻毛を抜く。抜いて再び大きなくしゃみが出て涙ぐむ。
抜いた鼻毛は、読みかけの新聞が手元にあれば即座に植毛される。新聞紙にはそれなりに栄養価もあると思うのだが、植毛された鼻毛はその後成長するのだろうか? とても興味があるのだが確かめたことはまだ、ない。
モンツキ
モンツキカエルウオ@テニアン・フィッシャーマンS
う~ん、こんな可愛いのに会えるんだったら、やっぱりマクロ持ってくんだったと大いに後悔した。今回はマクロは止め、しかしワイド一本槍も嫌だったから標準ズームレンズ持ってった。トライアスロンも撮りたかったので望遠レンズも持参したからこれ以上カメラ機材持ってくのは重量的に無理だった。
標準レンズじゃここまでも寄れません(トリミングしてます)。あ~ぁ、マクロレンズだったら顔のポツポツもっとハッキリ撮れたのに(泣)。
この後に黒地に白ドットのモンツキ君にも会えたけど、満足のいくカットはとうぜん撮れず(号泣)。
日常の中の非日常
著者は誰だったか、なんていう本だったか忘れてしまったけれど、ある旅行記の中に「3日もいれば紀行文が書ける。3ケ月も滞在すれば一冊の本が書ける。けれど3年も住めば(その地の事が)何も書けなくなる」というような記述があって、なるほどなぁ~、そうだよなぁ~、と感心した記憶がある。
今の居住地に引っ越してきて26年が過ぎた。「あなたの住んでる町のことを何か書け」と言われれば、非常に困る。私が住むこの町にはチット有名な寿司屋やケーキ屋、春ともなれば駅周辺は人出でごった返すほど少しは見所のある土地柄なのだけど、そのことを書くのは結構苦しい。
それらは私にとって既に日常であり、少しも特別でも無く、ましてや人に薦められるほどのものでもないと感じ始めているからだ(春のイベントはお奨めだけど)。
私が住むこの町に、例えばアネット・ベニングがやって来たとか、ある日突然、駅前に巨大な豆の樹が天まで延びていた、とかしたらこれは紀行文が書けるどころか大ニュースなんだけど。
アッチこっちと旅歩く私にとってその旅先は全て私の非日常だけど、出会った当地の人々はみな日常の中だ。だから海中という私にとっての非日常の世界に生きる魚たちにとっても海中が日常であり、彼らにとっての非日常とは、釣り人の針に掛かってしまった時とか、荒波で陸上に打ち上げられた時などだろう。
ところが想定外の非日常が襲ってくることもあるのだった。
このモンツキカエルウオくんにしてみれば、まさか水中でニンゲンにくわえられるとは夢にも思わなかっただろうし、
このイシヨウジくんにしてみたって、まさか突然ダイバーに首根っこ摘まれるとは思わなかっただろう。
目が点どころか線になっちまってる。
日常が破壊され、これは彼らにとってはまさにトンでもない大事件なわけだ。
彼らに文才があれば今ごろ「モンツキ危機一髪!」とか、「イシくんの大災難」なんて物語を書き始めてるかもしれない。