先日銀座のことを書いたけど、書き切れなかったのでその続き。
「蝶かと期待して顔を見たら蛾だった」という話しの余談なんだけど、今じゃ中国人、韓国人の呼び込みに引き留められても不思議でない銀座だ。(注=あちらの国の女性が蛾だと言ってるわけではありません)
爆買いする中国人ターゲットの客引きってんなら分かるけど、どう見たってファッションセンスがぜんぜん違う日本のサラリーマンにも声を掛けてるところを見るに、決してターゲットは中国人だけではなさそうだ。きっと金さえ持ってればOKなんだろう。昔の銀座は金だけではなかった。
いまや金だけに囚われずに、昔ながらの文化を守り続ける商圏っていったら京都くらいじゃなかろうか? 金さえ払えば誰でもOKなんてことは、こと京都においては少ない気がする。
かといって金におろそかなわけでもない。むしろ「そこまで人が信じられないの」というくらいに金には厳しい。それが京都の変わらない文化を守っているんだろうと思う。
文化が変われば住人も変わるし、やって来る人種も変わる。文化が廃れれば人も廃れる。心が高貴であり続けることは大変なことなんだろうと思う。
写真はホワイトスポテッドファイルフィッシュ@コスメル。名前の通りに白いドットを纏ったのが普通らしいけど、こんな色彩変化した奴もいる。外見は違っても中身は一緒なのだ。
銀座のホステスさんは外見は一見同じでも、中身が違う。