キューカンバーって言えば、普通はキュウリの事ですが海で使われるとナマコの事を指します。正式にはSea Cucumber って言います。
昨日書きましたわたしの300本記念を祝ってくれたナマコくん達は、ハネジナマコと言います。撮影場所はサイパンのキューカンバーヘブン。まさにナマコ天国と呼んで間違いないような、ナマコだらけのダイビング・ポイントで、50や100匹なら直ぐに集められるほどゴッチャリと生息していました。
いろんな海に潜ってますが、概してサイパンはナマコが多いなぁ、と感じます。色んな種類のナマコが居ますが、残念ながら食用に適した種類は少ないようでして・・・・。
第一、仮にこんなデカイのが食用だとしても食する気にはなれませんなぁ(汗)。
食用にする気は無くともこれだけ大きいと、ちょっとしたイタズラをしたくなっちゃう訳でして・・・・・・。
タンクにペッタリとくっつけられてるのはバイカナマコ。
これだけデカイと結構重いと思うんですが、なかなか気付いて頂けませんでした(笑)。
ナマコって生物はとっても素晴らしい生物で、海中に沈殿した有機物を食べて分解し、またもとの綺麗な砂として排出してくれます。
・・・・・って事は、以前に何かで読んだ記憶があったのですが、どのように海を綺麗にしているのかは知りませんでした。
これです↓
今まであちこちの海底で見かけていて、てっきり何かのタマゴかと思っていたのですが、これがナマコの排泄物だそうです。
触ってみたらサラッと崩れて砂になってしまいました。それはとっても綺麗な、真っ白な砂でした。