「サンセット・ダイブに行きます? 昨夜はニシキテグリのカップリングがバンバン観られたんだけど」と言われて行かないわけがない。

「そこでは丸い模様のテグリもいるよ」。
「エッ! ピクチャードラゴネットも観られるんですか?」とアタシ。
もうテンション上がりまくりでポイントに向かった。

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ニシキテグリ@アニラオ・ダキエダ。赤色光が被っちゃったの補正しました (/_;)

前夜はあちこちで観られたというカップリングは、この日は一度も観られなかった。枝サンゴの林に隠れて2匹仲良くチュッチュしているのは何度も目撃出来たのだけど。

しばらくするとガイドさんが水中ライトをクルンクルン。きっと私を呼んでいるのだと思いそばに行ってみると、いた! 
cirkldrago
ン? なんかピクチャードラゴネットとは違うなぁ。
調べてみたらサークルドラゴネットだった。名前を聞いたことはあったけど、お会いしたのはこれが初めて。このサークルドラゴネットとニシキテグリのハーフ(混血ね)も観られることがあるらしい。
しかし……。サークルドラゴネットってニシキテグリやピクチャードラゴネットに比べると、やっぱり少々派手さに欠けるなぁ。このサカナはこれはこれでじゅうぶん素敵だけどね。メスを追いかけて背ビレ全開にした姿などは、もうとってもカッコ良かった(後ろ姿しか写真撮れず(T_T))。

前日はアッチコッチでやっていたというカップリングがこの日はぜんぜん観られず、そして異種であるニシキテグリとサークルドラゴネットがカップルになっちゃったりと、海の中はニンゲンの男女と同じく謎も多くて不思議な世界のようだ。

せっかくなんでピクチャードラゴネットの写真も載せとこう。
picuturdrago
ピクチャードラゴネット@ムンジャンガン・シークレトベイ。
 
コイツとニシキテグリがカップルになって子供生まれたら、さぞや派手派手なサカナになるんだろうな。