日の出ではありますが、残念ながら初日の出ではありません。
上の写真はサイパン、石垣島、宮古島以外で初めて私をリピートさせたレンベの日の出です。2010年12月31日、年の最後の日の出でした。
いっつもお酒ばかり飲んでるので、就寝時間はけっこう早いです。それゆえに大晦日すら酔いつぶれ、なかなかカウントダウンに参加出来ないんですけど、そのおかげで朝は早く起きられます。とはいえ、就寝時間が遅くても早朝に目覚めてしまうのですが……。もう老人の域に入ったってことでしょうか
私が好む南の島は自然もいっぱい残ってるところが多いですから、鳥もたくさん生息しています。なので、たいてい鳥のさえずりで目覚めます(トラギリはインコだったので目覚めるには至りませんでしたが)。
場所によってはさえずりとはほど遠い、雄叫びのような鶏の鳴き声に起こされることもありました。そしてここ、レンベでも鶏の雄叫びで目覚めたのでした。出来れば大晦日の朝ではなく、新年の朝に起こして欲しかったんですけど……。
で、いっぽうこちら(↑)の写真はレンベの反対側、メナドの夕陽です(使い回しの写真で恐縮です)。スラウェシ島北部の半島のように細長いエリアを挟んでこの二つのダイバー垂涎の地はあります。半島を東と西で挟んでいるわけですね。
私にとって朝日のイメージは動的な躍動感にあふれたもので、夕陽はその反対で静的などちらかといえば優しいイメージなんですが、ことここでのダイビングに関しては逆です。
朝日が昇るレンベは静かに海中を探索するダイビングで、夕陽が綺麗なメナドは潮流に乗ってガンガン流れるドリフトダイブが中心です。以前に書きましたが、いつかこのレンベとメナドのハシゴ・ダイブ(両方を潜る)をやってみたいなぁ、と画策中なのであります。
カメラのレンズをマクロとワイドと両方持参しなくちゃならんのが、玉に瑕(きず)ですが。
ずっと前に私のダイビング・エリア、ベスト3を書いたような記憶がありますが、いま新たに書き残すとすれば、
1位=ランギロア
2位と3位は同着でパラオとメナド&レンベ。
4位がシパダンでしょうか。
でもどこも甲乙つけがたい、ってのが本当のところではあります。