イタリアの作曲家、エンニオ・モリコーネ氏が亡くなったとの記事を見つけました。91才だったそうです。大腿骨を骨折し、その術後に容体が悪化して亡くなったそうです。
彼の作品が使われた映画は数多いけれど、一番有名なのが『ニューシネマパラダイス』なのかなぁ。私はアネット・ベニングとウォーレン・ビーティの『めぐり逢い』も好きだけど(←この話、過去に書いた)。
何にしても残念です。ご冥福をお祈りしつつ。
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エンパイアステートビル
キャサリン・ヘップバーン、ヘンリー・フォンダ、ジェーン・フォンダというそうそうたる顔ぶれの『黄昏』という映画があった。とても素晴らしい映画で私のお気に入りの作品でもあるのだけど、この映画の原題は「On Golden Pond」だ。確かにこの原題を訳して邦題にするには難しいものがあるけど、なんで『ゴールデン・ポンド』のままで公開しなかったのか不思議でならない。
ベリーズの帰りにニューヨークに立ち寄ったのだけれど、初めてのNYでどうしても行きたかった&見たかったのがエンパイアステートビルと自由の女神像だった。
エンパイアステートビルは、これまた私の好きな映画『めぐり逢い』に出てきたからで、別にビル自体が見たかったわけではない。
この『めぐり逢い』の原題は「Love Affair」で、そのまま邦題にしたら「不倫」になる。これじゃあポルノ映画と勘違いされそうだ。だからこっちは『めぐり逢い』で良いと思う。エンパイアステートビルでの待ち合わせがすれ違いになるのだから。
ちなみにこのエンパイアステートビルを使った映画『めぐり逢い』は3作品出来ていて、最初がケーリー・グラント&デボラ・カーのもの。こちらの原題は「An Affair to Remember」だった。こっちの「めぐり逢い」も良いけど、私の好きなのはウォーレン・ビーティー&アネット・ベニングのやつ。トム・ハンクス&メグ・ライアンの『めぐり逢えたら』は私の映画ランキングに入らない。良い映画ではあったけど。
さて本題に戻ってそのエンパイアステートビルなんだけど、行ってみたら長蛇の列。やっぱり人気のようで……。古いビルのためかエレベータの数が少なくて、10人くらいずつしか上がっていけないのだ。
入り口で所持品のセキュリティ・チェックされたけど、あれは昔からやってるんだろうか? ちょうどN・Y入りする数日前にオサマ・ビンラディンを殺したというニュースがあって、その報復テロを意識して始めていたのだろうか? 聞きそびれた。
そういえば私が好きな方の『めぐり逢い』には『黄昏』のキャサリン・ヘップバーンも出ていて絶妙な名演してたけど、私はエンパイアステートビルに昇る行列に並びながら、雨が降り出したビルの展望台でぬれねずみになってアネットを待つビーティーの姿を思い出していた。「これが東京タワーの展望台だったら濡れずに済んだだろうけど、絵にはならんなぁ」と。
自分が好きな映画の舞台には一度は行ってみたいなぁ。私の一番のお気に入りは『ニュー・シネマ・パラダイス』なんだけど、あの映画のロケ地もいまだにそのまま残っているらしい。訪れるチャンスはあるだろうか。
エンパイアステートビルからの眺め。柵からカメラだして動画撮ってる間、ポトリと下に落としそうでちょっと怖かった