wine世界保健機関(WHO)はアルコールが健康や社会に与える害を防ぐための規制指針案をまとめ、酒類メーカーの広告やスポーツイベントのスポンサーになることの規制や安売りの制限をするそうな。
煙草に次いで今度はアルコールまで規制するってのは、どうなのかなぁ?

聞き及ぶところではフランスあたりじゃ子供がアル中になっちゃったりして社会問題化してるようだけど、こと日本に関しては必要のない、本当にお節介な話しだと思うのだ。

大学時代、私が選択した授業の教授にとっても嫌な爺さん教授がいて、ちょっと質問に答えられなかったり受講態度が悪い奴がいたりすると、「お前らみたいのがいるからワシの酒の量が増えるんだ!」と怒鳴るのだった。

「アンタの酒量が増えるのは、アンタ自身の意志の弱さの問題だろう!」と単位を取ったら言ってやろうと思っていたけど、結局忘れたのか爺さん教授に会えなかったのかはたまた単位を落としたかで言えなかった。
でも、言わなくて(言えなくて)良かった。
実を言うとこの歳になって、あの時の爺さん教授の気持ちが良く解るのだ。私はタバコは止めたけど酒は止められそうにない。それどころかタバコを止めてから酒量が増えた。
ある人が言っていたけど習慣性のものを何か止めると、その反動で別の何かが増えるのだそうだ。ギャンブル好きがそれを止めたら女遊びが増えたり、とか。

私も例外じゃなかった・・・てワケだ。
だから、WHOが酒の規制をしてくれることは私にとっては結構なことで、出来ることなら配給制になんかしちゃって1日焼酎は2合だけ配給・・・なんてしてくれたらウレシイんだけど・・・(嘘です!)。

タバコは周囲の人にも害を及ぼすし、吸い殻ポイ捨てするバカ者は後を絶たないけど、酒は周囲の人に迷惑かけないんだから健康のことをとやかく言われるのは迷惑千万な話しだ。
まぁ、確かに中には公共の場でゲゲゲの鬼太郎しちゃったり、大声で騒いだりするバカ酒飲みもいるけど、少なくとも私は人様に迷惑かけるような飲み方はしてないゾ! 

アッ、一度くらいはあったかな? 
        ・
        ・
エッ? もっと多いだろうって?
        ・
        ・
        ・
        ・
        ・
   はい、確かに・・・。10回くらいは・・・。


※写真のワインはアルゼンチン産の「ドニャ・パウラ」。
安いワインだったけどわたし好みの味でドシッと重いテイスト。開封直後はちょっと甘さを強く感じたけど、少し酸化してくると渋みが増してきてグッドでした。