azusa

昨夜久々に家族と食卓を囲んでいたら、テレビでは女性タレントや(元?)歌手が歌唱力を競い合う番組をやっていた。まぁ、内容はたわいもない今どきのバラエティなんだけど、その番組内で音程がずれる女性タレントがいた。それを見ていた愚息1号、「やっぱりヘタだなぁ」。

6~7年前だったと思うのだけど、私は300人ほどが集まった会場のステージに上らされ、狩人とデュエットしたことがあるのだ。狩人を知らん人もいるかもしれないけど、むかし『あずさ2号』という曲でブレイクしたこともある兄弟歌手。
人前で歌うことに恥ずかしいとかアガるなんてことは無いわたしなのだけど、実はその時、音が取れなくて困ったのだった。
耳元で演奏されるので音量が物凄くてキーが合わせられないのだった。自分の声すら聞こえないのだからキーを合わせられるわけがないのだけど、それを思うとプロってのはやはりプロなのだと実感したのだった。
だから、歌手でもないその辺の女性タレントが音程ズラしても不思議ないことなのだ。

あの時、音程外して慌てたわたしはとっさに右耳を手で押さえてキーを拾っていた。何とか音程も取れてキーも合い、すぐに狩人との見事なデュエットを披露できたのだが、会場の奥から変な掛け声も聞こえたような………。


ヨッ! 高倉健~!」。     

( ↑ 意味ワカラン人、いっぱいいるだろうなぁ )



今朝、通勤電車を待っていたら目の前にAZUSAが入線してきて、思わず昨夜のことと、そんな昔の事が頭の中でリンクしたのだった。