ソロンの港に向かう途中の景色です。看板がかかっているので何かのお店だと思うのですが、まだお昼前だというのに一軒も開いていませんでした。日曜日はお休みなのかな。クリスチャンの多い町なのかも。
ラジャアンパットのダイビングを楽しみ始めて6日目のこと。3本目を潜っているとかみさんが血相変えてすっ飛んできました。そしてわたしに何かを必死に訴えかけてます。が、サッパリ分かりません。いったい何のために水中メモをBCの中に入れてるんでしょうか。私がかみさんのBC指さして書くジェスチャーしたらやっと理解出来たようで、慌てて水中メモを取り出し書き始めました。
そのメモに書かれたのが「オコゼに刺された」でした。で、小指を私に見せます。「なるほど、小指を刺されたか」と指を見たのですが、どこを刺されたのかわかりません(見えんのです)。取り敢えずガイドくんにその旨伝えてボートに戻ることにしました。
ボートの上で詳細を聞くと、どうやら私が教えたウミウシの撮影に夢中になり、そばに居たオコゼに気がつかなかったようです。ダルマオコゼだとちょっとやばいので、「何オコゼだった?」と聞くと、「ワカラン」の返事。かみさん、サカナの名前知らんからなぁ。しかし、サカナの体型などを聞くに、ダルマオコゼではなさそう。どうやらカサゴの仲間のよう。
ボートに熱いお湯があったので、それをコップに入れてもらい海水で温度を少し下げて指を着けさせました。オコゼやカサゴなどに刺されたら43~45度くらいのお湯に幹部を浸すと良いと何かで読んだ記憶があったからです。
そのおかげか、ボートがリゾートに戻る頃には痛みも引いたようでした。
きっとこんな状況だったのだと思われます。
リスベキア・トリュオニは和名だとマダライロウミウシです。そのマダライロウミウシの手前にフサカサゴがいます。きっとこんな状況で撮影していて手元にいたカサゴに気がつかなかったのでしょう。
しかし、もしもコッチのに刺されていたらちょっと大変だったかも。
ヒメサツマカサゴ@ラジャアンパット・マイクスポイント
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