クモガニ@レンベ・アエルバッジョ
森林の中を散策するのが好きだ。好きだけど、時にヘビとの突然の遭遇などもあって、ヘビも驚くけどアタシも一瞬飛び退く。ヘビ自体は嫌いでは無いけれど、やはりお会いするときには心の準備が必要だ。
森林の中を歩いていて何が一番嫌かと言えばクモの巣。心の準備をする間もなく顔にベタリと張り付かれた日にゃあそりゃもう腹が立つ。顔に張り付いたクモの糸は、手でこすったくらいじゃ簡単には取れない。取れないばかりか時にはクモの巣の制作者、クモ自身が鼻の頭にしがみついたりすることもあるし、食後の残骸がホッペタに張り付くこともある。気持ち悪いことこの上なし。
それゆえに木々の間を歩くときは、棒っ切れを拾って顔の前でブンブン振り回しながら歩いてる。それでもどこからか風に吹かれて顔に付く糸もあるから腹立たしいことこの上ない。
だから私は巣を張らないハエトリグモが好きだ。
海中のクモガニも巣を作ることもないから気兼ねなく寄っていけるから嬉しい。
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