shoubin

ロタ島でよく見かける鳥、ナンヨウショウビンです。

ずっと昔、北海道のサロベツ川でイトウを釣ろうと日がな一日ロッドを振っていたことがあります。その時に初めてカワセミの姿を見ました。目の前にシュボッと何かが飛び込んだのは分かったのですが、あまりに突然で早かったため、まぶたにグリーンっぽい色合いの残像が残っただけでした。
しばらくボーゼンと川面を見つめていたら、飛び込んだ場所からかなり離れた箇所にヒョッコリと姿を現したのです。
その美しい色合いに見とれてしまいました。

その後、東京と神奈川を隔てる多摩川でも一度姿を見かけたことがありますが、私がジックリとカワセミを観察出来たのが8年前に訪れたロタ島でした。
このロタ島のカワセミはナンヨウショウビンという名です。人をあまり警戒しないので、民家にも飛んできます。どれほど無警戒かというとこんなです。

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カメラを構えた私からナンヨウショウビンまでの距離は1㍍ほどです。

この後、もう一羽飛んできて、しばらく私の眼前でラブラブしていたのでした。

ところで……。
ワライカワセミの鳴き声を聞いたことありますか? 歌ではワライカワセミに話すなよ。ケケラケラケラ、ケケラケラ、とうるさいぞ~と歌われますが、ケケラケラケラというよりはケーケッケッケッケッケという感じです。しかも音量がデカい! あんなのぜったいに家では飼えません。うるさくてテレビも聞こえなけりゃ寝ることもままならんでしょう。いやその前に、間違いなく近所から苦情が殺到することでしょう。