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屋久島ダイビングライフの高久君は水中でズ~っと話しっぱなしだ。何を言ってるのかハッキリとは分からないけど、単語によっては聞き取れるので時にはありがたい。フツーの人は会話するのに口を開かなくてはならんから、マウスピース咥えて話されてもイマひとつ理解しづらいが、いっこく堂が海中ガイドしてくれたら楽だろうと思うのだ。
もしもダイバーみんなが腹話術体得しみんなが海中で会話してれば、遠い将来には言葉を理解する魚が現れるかもしれん。イルカだったらすぐに理解してくれると思うゾ。

さて、写真は屋久島の名物ポイント・ゼロ戦。昨年潜ったときはアザハタは一匹しかいなかったと記憶するのだけど今年はペアになってた。
このアザハタ、このポイントの守り神でもある。この聖域に仲良く住んでる仲間を狙う天敵がやってくれば用心棒のごとく追っ払う。この日も小魚を狙ってやって来たカイワリを追い回して追いやってた。
アザハタはこのコロニーの仲間を天敵から守るだけで無く、このコロニーが砂に埋もれることも防いでる。その場面に出っくわした。
コレ↓
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ヒレで砂をあおってコロニーが埋没するのを防いでいた。

もしもこのアザハタ君たちと会話が出来たら、「コラコラ、そこのダイバー君。写真撮るのに夢中になって砂をコッチに流さんでくれんかね」とでも言われそうだ。