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マルタ島の北西に隣接する小さな島コミノ島です。ダイビングの休息時間に立ち寄りました。
船着き場に船を長く止めておけないとの事で、小銭だけ持って上陸しました。この角度からだとイマイチですが、島に登って上から眺めると、驚くほどの美しさです。事前に情報くれていればコンデジ持って行ったのに…と、とても悔しかったです。

利用したダイビングショップはホテルに隣接する「ダイブワイズ」というショップだったのですが、ゲスト数が多いのはお店としては良いことだから我慢するにしても、何事につけて段取りの下手なショップでした。私に仕切らせてもらえたら、確実に15分は早く各ダイビングに出発できたでしょう。
この日も「コミノ島に立ち寄る」程度の情報しかもらえず、軽食や飲料が買えることは知らせてくれてましたが、こんな場所だとは何も教えてもらえなかったのでした(T_T)。

マルタの海はどこも綺麗なのですが砂浜が少ない。それ故にか、たくさん綺麗な場所があるにもかかわらず、ここは湘南海岸のような賑やかさです。湾の沖合には大型クルーザーが何艘も停泊していて、音楽ガンガン鳴らして船上でダンスしてる光景も多々見かけました。
浜辺での過ごし方も船上での楽しみ方も、およそ日本人には(私には、か?)ちょっと受け入れ難いものでしたが、楽しげであることは間違いなかったです。お誘い受けても一緒に騒ぐ気にはなれませんが。

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イタリアやチュニジアあたりの富豪達がマイ・クルーザーでやって来てるのでしょうか?

この日の朝。日の出を見に、ホテル近くの海岸を散歩しました。
その時に孫を連れたお爺ちゃんと会いました。

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「何が捕れるの?」と聞いたら、貝や魚だと答えてくれました。お爺ちゃんが潜っている間に男の子とも話しました。朝食を捕ってるのだそうです。
私が「お爺ちゃんが何も捕れなかったら朝食抜きだね」と言ったら、冗談のつもりだったのに彼は怒ったような顔をして横を向いてしまいました。「I'm sorry」と言ったらもっと良くないかと思い、こんな時にはなんて謝ったら良いのか、英語での言葉を見つけられずにその場を立ち去ってしまいました。

どこの国でも貧富の格差はあるのです。