オートロックのドアはご存じですよね? サッシにもそれがあったのです!
ダイビングを終えてホテルに戻り、バスに浸かって火照った身体を涼めながらビールでも飲もうとベランダに出ました。するとベランダにはすでに夕涼みしてるかみさんが。
「まさかサッシ閉めてないよね?」とかみさん。
「エッ、なんで?」とわたし。(既に閉めてしまってる)
そうなんです。ロックが掛かってしまったのですね。
ホテルの部屋は3階です。なんとか外を歩く人には声が届きます。が、私たちの部屋は海側で人はあまり通らない。海辺には人が数人いるのですが、さすがにそこまでは声は届かない。
しばらくするとホテル裏のレストラン従業員らしき男性が歩いて来たので必死で呼び、フロントに行って私たちを救出してくれるよう頼みました。
チェックインした時にはあまり良い部屋じゃないなぁ…と思ってたのですが、3階で良かったです。これが最上階だったらどうなっていたでしょ? 夕飯抜きで一夜をベランダで過ごし、翌日ルームキーパーが掃除に入ってくるまでそのままだったでしょう。
しかし、パンツ一丁でなくて良かったです。いつもだったら間違いなくパンツ姿で出ていたのに、何故かこの時だけは短パン履いていたのでした。
さて、写真はマルタの古都イムディーナです。
時間が止まったような町です。ご覧のような細い道が縦横に走っていて、まるで迷路のような町です。ここで缶蹴りなんかして遊んだら最高に面白いと思います。しかし町中を歩き回りましたが、会うのは老人ばかりで子供の姿は1~2人しか見かけませんでした。
トイレが利用したくなりカフェに入ると、おじいちゃんが3人、ビールの小瓶をチビチビ飲んでいました。互いに顔見知りだとは思うのですが、会話はまったくしません。ちょっと不思議な空間でしたが、何となく互いの信頼感のようなものが感じ取れて微笑ましかったです。
このイムディーナは、かつてはマルタの首都だったそうです。現在の首都であるヴァレッタ(世界文化遺産)でもそうでしたが、至る所でネコと出会います。そこら中にいます。ワシャワシャといます。
ネコ好きにはたまらないでしょうね。でも残念なことに私は犬派です。犬もいますが見かけたのは飼い犬だけでした。
ネコはほとんど野良猫ですが人慣れしていて、いつもネコに嫌われてる私が近づいても逃げません。夕方になると、何匹もの猫が一列に連なって行進する光景がときどき見かけられるそうです。
う~ん、そんな光景、見てみたかった!
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