レンベで経験した貴重な体験その2。
私が使用している残圧計は棒状のもので、軽量なのとサンゴなどに絡ませてしまう事が少ないのが長所なんだけど、欠点は微妙な残圧を計測するのが難しい、いや無理なこと。
なぜ無理かは右の写真を見て貰えると分かると思うけど、こんな焼き芋の重量計るバネ秤みたいなヤツでは、仮にメモリが1㎏単位で刻んであったとしても正確な残圧を確認するのは難しい。
さて、その日。
二日目のダイビング2本目で、セッティングしたタンクの残圧は180ほどだった。いつも200は充填されていたので、ちょっと少なめではあるとは思ったけど、まぁイッカ、なノリでそのまま潜った。
70分ほど潜って安全停止をしていたころには、残圧はほぼゼロの位置を指していた。
3分経過しボートに上がろうとラダーに手を掛けた時、仲良しのガイド君が私を呼んだ。すぐそこにイロブダイの可愛い赤ちゃんがいるからちょっと来いという。
再び、「浅場だからマッ、いっか!」てなノリで再潜行。先客さんがまだ撮影中だったので待つことしばし。私の順番になって数カットをパシャ、パシャ、パシャと撮っていると吸い込みがシブくなってきた。「アッ! エア切れだ」とゆっくりゆっくり浮上開始。途中でまったく吸えなくなるかと思ったけれど、シブくはあるけど吸えなくなることもなくボートに戻れた。
その後、どのくらい吸えるものかとボート上でしばらくマウスピース咥えていたんだけど、10回くらいは吸えた。
これが水深20㍍もの深さだったら数回吸ってハイ、おしまい…ってことになっちゃうんだろうけど、水深5㍍以内だったら少しも慌てる必要はないことが分かった。
これは貴重な経験だったと思う。だからといってエア切れするまで潜ってちゃイカンけど。
コマチコシオリエビ(体長5㎜ほど)@レンベ・プラウアバディ。
そうそう!忘れてた。
レンベの報告ページ、やっとアップしました。お時間ありましたら覗いていってくださいマシ。
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