先日、ボール蹴りにグランドまで行ったら試合か何かで遠征に出ていたようで誰も居なかった。独りでリフティングしてるのもつまらないから、せっかくサッカーするために着替えたのだし、家の近所の公園を走ってきた。
すでに陽も落ちあたりは真っ暗で、公園散歩道の街路灯だけでは足元もおぼつかないほどだったけど、やけに人が多い。なんでかなぁ~?と走りながら考えてたらハタと気がついた。周囲の木々が見事に紅葉してた。
それで人出が多いのだと気付いたら、それまでは自分が吐く荒い呼吸しか耳に届いていなかったのに、落ち葉を踏みつけるカサッ、カサッ、カサッ、カサッというリズミカルな音も耳に飛び込んできた。
リザードトリプルフィン@ラパス・サンラファエリート。
水中では自分が吐き出すエアーの音がとても大きく聞こえるのだけれど、ときにその音の存在を忘れることがある。自らが吐き出し一番耳元に近いボコボコボコ、という音が聞こえていないのに、頭上を走り去るボートのスクリュー音が聞こえたりすると再び自分のボコボコボコという音が聞こえてきたりする。
そうそう。
山の小川の側で野宿したりしたとき、その川のせせらぎの音が耳についちゃって寝付かれない事があるんだけど、眠りに落ちた翌朝、そのせせらぎの音が聞こえないんだ。で、「アレ?変だな?」と気付いた途端に音がよみがえってくる。人間の身体ってのは本当に不思議だ。
で、リザードトリプルフィンはなんで登場してきたのか? これまた不思議だ。彼が出たい!と私の潜在意識に波動を送ってきたんだ、きっと。
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