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石垣島と言えばマンタことオニイトマキエイが見られることで有名だけれど、それ故にダイバーが沢山集まりすぎてマンタに嫌われてしまったようだ。
これまで行っていたポイント“マンタスクランブル”は、今では滅多にマンタの姿を見ることが無くなったそうな。そりゃそうだろうと思う。マンタがやって来るクリーニング・ポイントの周りは、ダイバーが吐き出す泡でカーテン(←3年前のログです)が出来るほどだったもの。

最近では底地ビーチから向かってマンタスクランブルのちょっと手前にあるポイント“マンタシティ”の方が会える確率が高いのだそうな。
このポイントを使うようになり、石垣島のダイビングショップは常時ポイントに入れる船数を5艘に決めたそうだ。(それを守らないショップもあるとか)。
良いことだと思う。マンタが見られなくなっても私は石垣島に行くけれど、そうとなればかなりの数のダイバーが来島しなくなるだろう。

このマンタシティを発見したのはグラスボート屋のおじさんだったそうな。ここにマンタがやって来る話しは瞬く間にダイビングショップに広がり、今度はダイバーが大挙して押し掛けるようになった。
すると今度は、ダイバーがいる頭上をボートが行き来するのは危険だろうと、そのグラスボートの侵入を拒んでしまったらしい。
グラスボート屋のおじさん、怒ってるんだろうなぁ。ダイバー以外だってマンタ見たいだろうし、ポイントに来たらオールか櫓で船を操作する…ってワケにはいかんのだろうか?

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この日、エントリーするなり大きな3匹の雌マンタが現れてくれた。そして、その後ずっと私たちにその姿を披露してくれた。彼女たちの勇姿に見とれていたら、気がつくとアッという間に50分が過ぎていた。