どうしても肌に合わない人っているもんだけど、私にとっては高倉健という役者がそれ。
確かに素晴らしい役者さんだとは感じるのだけれど、その演技が私の好みではない。性格俳優ってそれなりに作品の中で良い味を出してくれて、とっても光っているのだけれど、その性格丸出しのような演技ゆえに人によって好きずき分かれるのは致し方ないことだと思うのだ。
私が好きな個性剥き出しな役者さんは、今は亡き松田優作や下川辰平、そして佐藤允などなど。
そんなわけでいま公開中の映画『あなたへ』も観には行かない。田中裕子は好みなんだけど。
たまたまヒョコッと立ち寄った本屋でこの本が目に止まり買ってしまった。
先日の日曜日。この前のブログにも書いたけれど東京は朝から雨で、私はゴロゴロと何もせずFM聞きながら雑誌を読み、パソコン覗いたりしながら一日をダラダラと過ごした。その前の週もそうだったけれど、なんか夏バテが今ごろきたのか身体がだるいのだ……、と自分に言い訳して。
しかし、生きるって事は時間を消費してることでもあって、無為な時間を過ごすってことは自分の生を無為なものにしちゃってる、って事でもあるのだ。………とこの本で改めて教えられた。
特に感動するでもなく、ストーリーもまさに映像向きな内容ではあるけれど、自分に“喝!”を入れてくれたことに感謝。だから最近ほとんど読後感などを書いてないので書き残すことにしたのだった。本稿のタイトルはその意味です。けっして本を読んだ時間が無駄だった…という意味ではございません。
高倉健が嫌いだのと、読後感どころか本のあらすじさえ書いてないのだけれど、そこはまぁ、つまりそのぉ、行間を読んで欲しいっちゅうか、ネ? ご理解くださいマセ。m(_ _)m
ストーリーに興味のあるかたはググってくださいマセ。今なら公開中につき、いっぱい出てくると思います。
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