どうやら自動車重量税が下げられるようだ。なんのためか、よ~ワカラン。消費税増税前に「減税してますよ~!」とアピールしたいのと、円高で打撃を被ってる自動車業界支援策としか思えない。
日本の経済を自動車産業が牽引してきたことは認めるけど、どうせ一業種に肩入れするなら今は内需系企業だと思うのだが……。もう自動車産業優先の時代ではないだろう。
自動車なんか、業務用車を除き150万円以上するようなものはむしろ増税すべきと思う。車なんてものは、屋根があってタイヤが4つ着いていてちゃんと走ればそれで事足りる。高級車なんかガンガン増税すべきと思う。もっと国内に目を向けて欲しい。
という事で、世界のお話。(をいをい! 書いてることが支離滅裂!)
この本のあとがきに、「若い頃は海外旅行なんて軽薄だ、と思っていた…」と筆者・武田和弘氏が書いていた。
私も学生時代、「日本を知らない奴が海外に行ってド~スル!」と、ずっと国内を走り回っていた。しかし本当のところは、言葉や風習や、自分が無知であるゆえに海外に独りで行くのが怖かった、ってのも多分にあったと思う。
さてこの本。
本屋をブラブラ散策していて見つけた。ペラペラめくって、「確かになんでアメリカとカナダの国境線は一直線なんだ?」と思った。
日本も未だに択捉、色丹、国後、歯舞を返してもらってないし、最近じゃ尖閣諸島も中国が領海侵犯してくるなどきな臭い。
世界各国の国境問題を読むにつけ、日本の隣国との領海問題も見えてくる。
かつて日本は台湾、朝鮮半島、ミクロネシアなどの南洋諸島、さらにはインドシナ半島に香港、フィリピンなどを支配していた。この頃は、日本は確かに超大国であったろう。しかし、今や小さな、小さな島国だ………、と認識していた。たぶん皆さんもそうだと思う。
ところがこの本を読んで認識新たにした。
日本は周囲を海に囲まれている。そして西は尖閣諸島、南は沖ノ鳥島まで持っている。ここに排他的経済水域(沿岸から200海里=約370㎞)を加えると、ナント!日本は世界で6番目に広い領土を持っていることになるそうな。
どうりでお隣さんがちょっかい出してくるワケだと思った。
アフリカの国境線も一直線の所が多いし、恥を承知で書くけどジブラルタルが国だったなんて知らんかった。ずっと海峡の名前だと思ってた。
やっぱり世界は広い。知らないことがいっぱい書かれてた。たまにはこんな雑学本も必要だと思ったのだった。
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