今朝、テレビ各局で東日本大震災の映像が流れてた。今日は11日。震災から5ヶ月が過ぎたから、ってことだろう。
何度見てもあの津波で町や家屋が破壊されていくさまは、恐ろしくて寒気を感じる。その場にいた人はいかばかりか。
学生時代に岩手県宮古市を走り抜けたとき、私は時間が止まったような漁港の景色に見とれた。思わずオートバイを止め、しばらく堤防に座ってその景色に魅入っていた。あの漁港はどこだったのだろう? 田老町あたりかと思うのだけど、当時はあの巨大な堤防などなかった。あんな大きな堤防すら越えてきたんだから、本当に凄まじいものだ。

今週末、かみさんは墓参りに実家に戻るという。
ならば…ってわけでもないのだけど、私も父の墓参りに行ってこようと思う。

しかし…………。

onagawacho


被災された方々は墓参りもままならない。
ご先祖さまは心のよりどころでもあるのに、それすらも津波は奪っていってしまったのだ。

(写真は宮城県女川町。2011年7月27日撮影)