先日までいた山中湖サッカー合宿の宿泊所から見えた富士山です。夕方の練習を終え、私がシャワーを浴びて部屋に戻ったら、富士山は夕陽を浴びていました。
学生時代に山登りをしてました。バリバリの体育会系で、シゴキにシゴかれたので部活を止めた後はしばらく山を観るのも嫌になった時期もありましたが、社会人になってからあちこち登山に出かけました。
軍隊のようだった学生時代のバリバリ先輩は「富士は眺める山で登る山じゃない」と言ってました。
私はまだ霊峰富士には登ったことがありません。日本一の山ですから一度は登ってみたいとも思いますが、岩とガレ場ばかりを登るのは確かにつまらないだろうと想像できます。でも、あの山頂から下界を望めばさぞや達成感と優越感に浸れることだろうとも思うのです。
聞けばここ数年、山ブームなのだとか。そのためか山での遭難事故が昨年あたりから多くなってるように思います。
私はここ最近、とんと山に登っていません。なんか自信もなくなっちゃっています。山に関してはかなりしごかれもしたし数も登ってるので、知識と経験だけはいっちょまえに持ってる方だと自負するのですが、肝腎の体力の方がどうにも………。
来年からは私もサッカー部を卒業するので、週末に時間が出来るようになります。ぼちぼちハイクあたりから復活しようかと思ってます。今までのワイドな山行ではなくて、マクロな登山をしたいと思っています。山に入ればその山の姿は見えなくなります。頂上に立って下界を睥睨(へいげい)するような登山ではなく、木々や花や鳥や虫たちに会いに行くための登山をしたいな、と思っています。実は最近、マクロ・レンズを購入しました。
マクロ・レンズ持参で富士に登っても、被写体を見つけるのは登頂するより辛いだろうと思います。だから、富士は下界から仰ぎ眺めワイド・レンズで撮っていましょう。近所の名も無き山で、小さな小さな被写体を探す山行をしようかと画策中です。
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