一昨年に発病した突発性難聴のせいかどうか判らないのだけど、ここ数日再び耳鳴りがひどくなってきてます。ひどくなってきたと言っても実はさほど困ってもいないのですが…。
初めてこの耳鳴りに襲われたときは、とにかく煩わしくてキ~ンという音にホトホト嫌気がさしていたのだけど、いっつも鳴ってると慣れっこになっちゃって、最近じゃあまり気にならなくなってます。でも、耳鳴りが続く左耳はかなり聴力が落ちてきてしまって、左側から話しかけられると聞き取れないことが多くなってきました。

「私の耳は貝の殻 海の響を懐かしむ」というジャン・コクトーの有名な詩があるけどわたしの場合、 

「私の耳はジェットエンジン 城達也の声を懐かしむ」 

ちょっと古いか(^^;)

ということで話しはいつものごとくジェットエンジン搭載されたようにフッ飛んじゃうのだけれど、海って場所によって色が違うんですが不思議だと思いません?

peleryu



上の写真はペリリュー島から近いブルーコーナーというポイントでのワンショットです。そのポイント名の通り見事なまでに濃い青の世界が広がっていました。「この青は何処かで体験した記憶があるなぁ」と思いながら潜っていたのですが、八丈島の青に近いな、と思い出しました。
八丈島も“八丈ブルー”の名で有名な、青というより碧に近い蒼さでした(漢字、並べてみましたがニュアンス受け取ってもらえたでしょうか

海の色は陸上から見た際に色調が異なるのは理解できます。海底が砂か岩礁かはたまた珊瑚かでまるっきし異なってきます。その水深によっても浅ければ光が海底まで届くので色も異なってきます。
ところが海中から見て海水自体の色が違って見えることがあるのです。

すくい上げてみれば同じ透明な水が、どうして海中で色が付いて、しかも違った色に見えるのか、本当に不思議だと思うのです。

manta



※上のカットはモルジブ・ヴァカルファリにて