昨日はやれナントカ法に抵触するだの人間関係がどうだのと、朝から諸事に振り回され、なんともブルーな一日だった。

そんな一日を終えての帰宅途中、グタ~っとしながら駅の階段を降りていたら、
「タカラガイこ~ちぃ~!」と後ろから肩を叩かれた。

振り向くと私がサッカーを教えている子が。
聞けば塾の帰りだという。その塾は我が家の愚息2号も通っていたいた塾だったから、私もカリキュラムはおおよそ覚えていて、それからすればこの時間は帰宅にはチト早い。

「なんで早いの?」と聞いたら、「春休みの特別講習なんだ」とのこと。

そうか、小学校はいま春休みだったんだと気付いた。子どもが家に居ないとそんな事すら忘れてしまってる。
塾通いは我が家の愚息達も同じ道を通ってきたのだけれど、よその子を見て思うになんか可哀相になってしまった。
ところが、当の子どもは全然そんな気配も感じさせず、途中まで一緒に歩きながら楽しそうに塾の事を話してくれた。

今の学校教育が、いったいどんなことをどのように教えているか、私は知らない。でも一昨日、ゆとり教育を撤回し覚える授業(詰め込み教育)ではなく、考える能力、応用力を高める方向に変わったと報道していた。それは素晴らしいことだと思う、本当なら。
あとは教育者が人格者であって欲しいな、と切に願う。

朗らかな少年としばし話し込んだだけで、ブルーだった気分がスッと軽くなった。疲れもどこかに消え去った。
子どもの笑顔は何物にも代え難いなぁ。

yasi

少年の笑顔に救われた。

今年でコーチ業は止めて他のボランティアに移ろうか・・・なんて考えも少し浮かんできていたんだけど、やっぱりもうちょっと続けようかな。