私達がダイビング中に漂流し、上陸した島はマニンニンというボラカイの南南西、パナイ島北部の西に位置する小さな島だ。東西に細長い島で西端に灯台がある。
残念なことに写真を撮るゆとりが無く(漂流中にそんなゆとりがあるわけないか(^_^;;;)、島の写真がない。
この島の島民はとても優しかった。
私たちの顔を窺い「水はいるか?」とか「何か食べるか?」と、とても親切にしてもらった。
海水を飲み、炎天下を歩き続けて喉が渇ききっていたので、水分はそれこそ“喉から手が出る”ほど欲しかったのだけれど、流石に生水を飲む勇気はなかった。
なので「大丈夫!大丈夫!」を繰り返していたら、長老らしきおじいさんが椰子の実をさばいてくれた。多分、僕らが水分を欲していることを察知していたんだと思う。
椰子のジュースなんていつもだったら見向きもしないのに、この時ばかりは本当に有り難く美味しかった。
水は要らない、食事も要らない…と言っていた私たちが、椰子のジュースをゴクゴクと飲むの見ると、今度はクッキーのようなお菓子を持ってきてくれた。決して恵まれた生活ではないのに。
水や手作り料理を断って椰子を飲んだ後だったから、なんだか心の中を見透かされたようだった。
その様な心優しい人々の村だからか、子供達のなんと子供らしかったことか。みんなとってもきれいな目をしていた。
ウェット・スーツ姿でダイビング機材を携えた私たちが、よほど珍しかったのか村中の子供達が私たちを注視していた。
世田谷でかれこれ18年ほど小学生にサッカーを教え、多くの小学生を見てきたけれど、この島の子供のような子は本当に少なくなった。
フィリピンの人々が相対的に貧しいのは教育が行き届いていないからではないかと思う。それは国の政策が悪いわけだけれど、こんな子供達が楽しく夢をもって頑張れる国であって欲しいと願う。
けれど、果たして今の恵まれた日本の子供達が幸せかといえば、決してそうでは無いことも事実だろう。
物質の量ではなくて、幸福…という物差しで見たら、果たしてどちらが幸せなのか。
サラマッ ポ、Maningning !
残念なことに写真を撮るゆとりが無く(漂流中にそんなゆとりがあるわけないか(^_^;;;)、島の写真がない。
この島の島民はとても優しかった。
私たちの顔を窺い「水はいるか?」とか「何か食べるか?」と、とても親切にしてもらった。
海水を飲み、炎天下を歩き続けて喉が渇ききっていたので、水分はそれこそ“喉から手が出る”ほど欲しかったのだけれど、流石に生水を飲む勇気はなかった。
なので「大丈夫!大丈夫!」を繰り返していたら、長老らしきおじいさんが椰子の実をさばいてくれた。多分、僕らが水分を欲していることを察知していたんだと思う。
椰子のジュースなんていつもだったら見向きもしないのに、この時ばかりは本当に有り難く美味しかった。
水は要らない、食事も要らない…と言っていた私たちが、椰子のジュースをゴクゴクと飲むの見ると、今度はクッキーのようなお菓子を持ってきてくれた。決して恵まれた生活ではないのに。
水や手作り料理を断って椰子を飲んだ後だったから、なんだか心の中を見透かされたようだった。
その様な心優しい人々の村だからか、子供達のなんと子供らしかったことか。みんなとってもきれいな目をしていた。
ウェット・スーツ姿でダイビング機材を携えた私たちが、よほど珍しかったのか村中の子供達が私たちを注視していた。
世田谷でかれこれ18年ほど小学生にサッカーを教え、多くの小学生を見てきたけれど、この島の子供のような子は本当に少なくなった。
フィリピンの人々が相対的に貧しいのは教育が行き届いていないからではないかと思う。それは国の政策が悪いわけだけれど、こんな子供達が楽しく夢をもって頑張れる国であって欲しいと願う。
けれど、果たして今の恵まれた日本の子供達が幸せかといえば、決してそうでは無いことも事実だろう。
物質の量ではなくて、幸福…という物差しで見たら、果たしてどちらが幸せなのか。
サラマッ ポ、Maningning !
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