NHKの放送受信料金ってやつは、支払い義務は存在するけど仮に支払を拒んでも罰則は無い。
昔はNHKなんて滅多に見なかったこともあって、「見てないよ。うちに勝手に電波を流さないでくれ」なんて受信料徴収に来た人を困らせていたけど、今はちゃんと支払ってます。
実際、最近じゃ見るに値するテレビ番組はNHKがほとんどなんだよね。今まで徴収のオジサン困らせちゃってゴメンね。
今週末の土曜から『蒼穹の昴』が再放送されるらしい。
私は活字を超える映像は絶対に無い! と思ってる。
だからこそ、この前放送していた『坂の上の雲』は、とても面白かったのだと思う(はい、まだ読んでません)。
ドラマの『蒼穹の昴』も、見れば原作の勝ちになることは明白なのだけれど、壮大な中国文化の映像美を見てみようかな・・・・、なんて今、思ってる。
ちょうど今週末はサッカーの練習も、学校催事の関係でグランドが使用できず休みなのだ(だったら、溜まりに溜まった家の諸事を片づけろって?)。
近年、この年になってようやっと歴史の面白さに目覚め(今さら遅いか?)、特に幕末から明治維新の頃の物を読むことが多くなった。
浅田次郎の「蒼穹の昴」は先月読み終えていたのだけれど、ちょうど日本のその時代の頃のお隣の国のお話しってことで、それはそれでけっこう面白かった。
「難しく考えるな。知恵も力も何もいらない。やさしさだけがあればいいんだ。大地も空も時間も、すべてを覆いつくすほどのやさしさがあれば………」。
物語の終盤での、主人公に語りかける言葉だ。
まさか今の日本の総理大臣はこの物語を読んで、あの“友愛”って言葉を使い始めたわけでもないだろうけど、これは乱世、混沌の世にあってこその言葉だ。
友愛もとっても大切だけど、いまの日本に必要なのはやっぱり知恵と力、リーダーシップだと思う。
いまの日本も充分に“混沌”としてはいるけど・・・・。
P.S.2010.2/3 一部不適切表現あり改稿
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