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南の島の散髪風景です。

お兄ちゃんが弟の頭をバリカンで刈ってあげてます。
なんとも微笑ましい光景に思わずシャッターを切ったのですが、思えば私も昔は愚息どもの頭を刈ってました。(この頃

自分でなかなかの腕前と自認し、これなら隣近所に声を掛けてちょっとした週末のアルバイトに出来るかな、と本気で考えていたほどでした。

ところが、そんな私でも困ったのが愚息2号です。
思うように刈らせてくれないのです。

襟から入り込む髪がチクチクするのを嫌がって、散髪道具一式を出すのを見ると逃げまくりました。

結局、2号が寝てる隙にチョキチョキとやるのですが、ある時、途中で目覚めてしまい、続きを刈る事が出来なくなってしまいました。

左だったか右だったか忘れましたが、頭の半分だけバリカンで刈り上げられ、反対側は長髪のままというパンク・ファッションさながらのヘアスタイルの完成です。(アッ! 未完成か!)

私たちは大爆笑してましたが、本人はそんな頭だとも知らず、寝起き悪くぐずっていました。
いま思うと、あの時の写真を撮らなかったのが本当に残念です。

そんな愚息たちも、今では床屋ではなく美容院に行っているようです。

わざわざ買い揃えたハサミに櫛、バリカンの、我が家の散髪セットが日の目を見るのは、私が寝たきりになった時のような気がしています。

その時、私の頭を刈るのはかみさんでも愚息でも無く、1号でも2号でも良いので、その嫁さんであることを願っているのですが、それは無理な望みというものなんでしょうね。