ヘルフリッチ。和名はシコンハタタテハゼです。シコンは紫紺ですね。cb09eb4c.jpg


このサカナに初めてお会いしたのは5年前。ミクロネシア・ポンペイのケーパラというポイントでした。水深39?ほどのくぼみの中の砂地にいました。
当時使用していたオリンパスのC40は、一度フラッシュを焚くとチャージするのに30秒ほどかかりました。
水深39?ですから、この水深に留まれる時間だとシャッター・チャンスは2?3回ということになります。

結局、ポンペイでは2回シャッターを切りましたがまともに写っていませんでした。
今回、サイパンでも彼女(♂かな?)を撮るチャンスがありました。ナフタンのドロップオフ、水深もほぼ同じ35?ほどでした。
今回はフラッシュではなく、ライトを点灯して撮影しました。

3カット目のシャッターを押したときに“ドンピシャ!”と感じました。
ピントは勿論、背ビレをピンッと伸ばした瞬間を捉えたと思ったのです。ところが結果はご覧のごとく………(T_T)

デコタイムも2分を切っていたので、ゆっくりと水深を上げながら再生したら、背ビレが寝ているばかりか手ぶれしてました(ガ?ン!)
もう一度戻って再撮したかったなぁ。でも再びサイパンへ行くための理由にして次回のチャンスに賭けようと思っています。

それはそうと今回のサイパンで、いつもだったら直ぐにそっぽを向かれてしまう(砂の中にもぐってしまう)奴が、結構そばまで寄らせてくれました。

コイツです↓

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最後はあっちを向いちゃいましたが、1?近くまで寄らせてくれました。

ヘルフリッチは“彼女”と表したのに、なんでは“奴”で“コイツ”と言ったかお判りの方は、いま笑ってますよね(^_-)-☆




そうです、コイツの名前は チンアナゴ と言います。







お粗末…… m(_ _)m