今回ジンベザメに逢いに出向いたのはメキシコ・カンクンの北西、ホルボッシュという島の沖合です。

滞在したのはプラヤデルカルメンという、コスメル島に渡るフェリー乗り場のある小さな町です。

で、ここからホルボッシュに行くのがも?う、大変! 
車で走ること約3時間で、まずはカンクン北部にあるチキラという港を目指します。
このチキラ港から更に船に乗り換えてホルボッシュ島というジンベザメ・ツアー専門のような島に渡ります。
ここで再び食事と飲み物などを補給した船に乗り換えてジンベエ探索に向かうのです。

ヒョイっと見っかる事もあるのでしょうが、この時は途中でイルカの群の歓待があったものの、延々1時間半は探していました。

ホルボッシュ島まで20分ほどかかってますから、都合2時間近く小さな舟でドンブラコ、ドンブラコ?。

となれば結果は想像できますよね? チキラで船酔い止めの薬をもらっていても、薬なんて飲んだっケ? ってな人が現れて当然です。

ジンベエザメは3匹現れてくれたのですが、ジンベエ様と一緒に泳ぐには人間様はほぼ全力でのスイムを強いられます。
少々の船酔いも念願のジンベエ様の登場に、取り敢えずはワ?イ! ドッポンと元気良く飛び込むのですが、それでアウト。
船酔い状態で全力疾走すれば結果は明白です。


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この時、同船者は私たち夫婦の他に千葉から来たというご夫妻、デンマーク人カップル、アジア系カップルに日本人の一人旅男性。あとは二人のクルーの合計11人。
11人中二人がコマセを撒いてダウンしました。その内の一人は私のかみさんでした(-_-;)


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このジンベエザメは6月から8月にかけて、餌のプランクトンを求めてこのホルボッシュ沖にやってくるのだそうです。プランクトンの発生が多いからでしょう。
と、なるとプランクトンが同じ餌である小サカナを始め、マンタもやって来るそうです。
小サカナが集まれば、それを狙う大サカナもやって来るわけで、ジンベエ・ツアーの人間ご一行も加わり、この時期ホルボッシュ沖はまさにお祭り騒ぎとなります。


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しかし、ジンベエザメの何と無防備なことか。
平然と舟のそばを泳いで行くし、最初に飛び込んだときは私など眼中に無い! ってな感じでぶつかってきました。
銛1本持っていれば、簡単に仕留められちゃいます。
それでもこうやって集まって来てくれるって事は、いかにこの地の人々がジンベエザメを大切にしてるかって事ですね。








旅の詳細は今週末か、はたまた数週間先か………。

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