結局、耳鳴りは消えることなく連日鳴り続けています。

コリャほっとくとまずいな、と思って会社近くの“耳鳴り治療”を謳ってる耳鼻科に行って来ました。


診察が終わって診察結果を私に告げるとき、その院長さんはとても自信が無さそうな話し方をするのです。
しかも私の目どころか顔すら見ず、身体を机の方に向けたままです。

その院長の診断結果は、





「2~3週間の入院が必要です。今すぐにでも……」






患者の目も見ずにその様なことを言うということは………。



わたしの病気は脳腫瘍とかの重い病気なのでしょうか?
おずおずと訊ねました。
「手術が必要なんですか?」と。
すると、突発性難聴という病気で手術は必要無いと言います。


ホッとはしましたが、なんだかスッキリしません。で処方箋をもらって帰りましたが、セカンド・オピニオンを求めることにしました。

その翌日、別の病院へ行き(その担当医には何回か診察を受けてる)、
「突発性難聴と診断されたのですが、入院しないと治らないのですか?」と聞いてみました。

すると、

「この病気は過労とストレスからくるのです。だから入院して休めということでしょう」(医者)

「加齢は進んでますが過労になるほど働いていないし、ストレスなんて全く無縁ですけど」(わたし)


「忙しい忙しいって言う人ほど実は忙しくないんです。仕事をしたくないから仕事がちょっと多くなると忙しい、ってパニックになる。
あなた、仕事が嫌じゃないでしょ? だから忙しく感じてない。故にストレス溜まっていたって本人は気が付かない。
ここに来る同じ病状の人はみんな同じ事を言う。私は忙しくないし疲れていない。ストレスも無い…ってね」
(医者)


なんだか嬉しいような悲しいような変な説明だ。


「とにかく処方された薬飲んで安静にしてなさい。休めないなら会社行っても仕事しないでサボるように」






嬉しい言葉だけれど、サボれるくらいならとっくに入院を選択してます。

いっそ手術でもしなくてはならないなら諦めもつくけどなぁ。

ってこの考えが間違ってるのだろうなぁ………。

判っちゃいるけど……。    植木等にゃなれませぬ。