エルニドからの帰り、マニラに寄る。
しかし、フィリピンの名物って何だ? やっぱり手工芸品なんだろうなぁ。
でもアノ手の物をお土産にしてもあまり喜ばれない。
空港内をアッチャこっちゃと歩き回ったけれど、結局これは!というものは見つけられなかった。

マニラ発が3時近いので機内食は出るだろうけど大したこと無いと踏んで、ここで軽く食べることにした。
レストランに行こうとしたら、レストラン入り口にセキュリティがある。
きっと???な顔をしていたんだと思う。係官がどうぞどうぞ、行っていいです、と手で合図(英語、少しは判るんだけどなぁ)。

とにかくレストランに入った。

きっと不味いだろうと思ったけれど、麺類が食べたかったのでラーメンとスパゲッティを注文。

想像を超越していた。

メチャクチャ不味かった。

ラーメンに至っては日本そばに油を垂らしたよう。きっと冷凍だな、隣国産の。
文句書いてるけど不味くても食べちゃったけどね。食べ物を粗末にするとバチが当たるのだ、と教わって生きてきたから。

すると「飲茶はいかが?」とウェイターがやって来た。これは本場だから美味いだろう。
海老シューマイをまず選び、唐揚げのようなものがあったので「これは何か?」と聞いたら鳥の唐揚げだと言う。
ビールと一緒に2つチョイスした。1つ150ペソ、約360円。

唐揚げをクチに運んだ。
舌の上に乗った瞬間、何となく嫌な感じがした。形状が少しおかしいのだ。それが舌の感触で判った。

でも味はまさしく唐揚げだったので噛んだ。



硬い。



なかなか噛みきれない。



ここで気が付いた。



ちょっと失礼して皿に戻したら綺麗な形の骨がコロン。



































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写真はサンプルです。こんな形で出されりゃ食いはしない。
衣タップリに揚げてあったから判らなかった悲しい


豚の耳は食うけど足も鼻も絶対食わなかった。
パラオではコウモリも食ったけど(少しだけ)、自分の意志で食べた。
カンガルーだろうがワニだろうが美味いと思って食った。

しかし、なんでニワトリの足を食わねばならんのだ!

最初からニワトリの足の唐揚げと言ってくれドクロ


金、返せ~!


結局、鳥の足は残してしまった。
でもバチは当たらないよね?








※レストラン入り口のセキュリティはナイフやフォークの機内持ち込みを監視していたようです。