当たり前と言えば当たり前なのですが、最近は愚息どもも自立し始めたために彼らと1週間近く顔を合わせないこともあります。

なので私の帰宅が早い時などは、かみさんと二人だけの夕食になることが時々あります。

つがいになってン10年、夫婦とは不思議なものでこれだけ永く共に生活をしていると言葉が必要無くなります。


わたし  「ン。」

かみさん 「ン?」

わたし  「ンッ!」

かみさん 「ホイ」 (っと手ふきをよこす)


“ン”の発音とイントネーションだけで会話が成立します。

これは日常生活ならほぼ全て、活用可能です。



最近よく固有名詞を忘れるのですが、お互い言葉に出てこなくても、


「あれ、ちょうだい。」

「どれ?」

「ほら、あれだよ!」

「アッ、それね」


で済みます。

手渡された物が求めていた物で無かったことは滅多にありませんから、不思議です。

日頃からそれほど中身の詰まった会話はしていない……って事でしょうか?