業界紙から執筆の依頼がきた。
2年ほど前にある人から代筆を頼まれ、その業界紙から今度は私宛に直接依頼が届いた。
前回の寄稿が気に入られたのかと思ったけれど、きっと他に適当な人物がいなかった…ってところだろう。

前職は雑誌の編集をしていた。編集業務もしたけれど自分は記者の方が好きで、編集会議で気に入った企画が出た時は自分で取材し、記事にしていた。

大学を卒業して編集の仕事を希望してはいたのだけれど、実際に出版社入社直後は原稿になっていなかったらしく(自分ではそうは思っていなかった)、「お前の文章は破綻している」と何度もデスクから書き直しをさせられた。
それが数年もすれば、年上のフリーライターの原稿をボツにし、赤をガンガン入れていた。石の上にも……、ってやつか。

今でも文章を書くのは好きだ。文章表現が巧みか稚拙かは第三者の判断にゆだねるとして、「稚拙だ」と言われても何らかしらに書き続けるだろうと思う。
ここのブログも飽きれば止めるかもしれないけれど、きっと何処かで何かを書くことは止めないだろうなぁ。