風も無く天気が良かったので、近所のスーパーでおつまみと弁当、数本のアルコール飲料を買い込み、近所の公園へプラリフラリと花見に行って来た。782171bc.jpg


まだ午前中とあってか、大トラ・小トラは出現していなくて、家族連れやカップルが宴を開いていた。

数年前、同じ場所にサクラを愛でに来たときは、ラジカセの音もガンガン、大トラ・小トラの雄叫びも聞こえたけれど、今日は静かで良かった。
他人の騒音は、この様な場所では好ましくない(電車の中もだけれど)。

それにしても齢を重ねるごとに新緑やこのサクラなどが、子供時代や若い頃には何とも思わなかったのに、とても美しく感じられるようになってくるのは何故か?

サクラはまさに日本の花だと感じる。数日前に“ボンッ!”と音を立てても不思議ないくらいに、突然開花したと思ったら、数日後の今日はもう満開だ。あと数日もすればハラリハラリと散り始めることだろう。このいさぎよい咲っぷりは、日本人らしいと思う。

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このアッという間の美しさがサクラを引き立てているんだろうなぁ。
もしもサクラが通年咲いていたら、誰も見向きもしなくなるのではなかろうか。

それにしても近所のサクラが巨木になりすぎて、年々枝を剪定されてしまい、見るも無惨な姿になってしまうのが残念だ。
昔はサクラで満開のトンネルの中を通勤できたのに。サクラ吹雪の中を歩くこともなくなった。