SNS(ソーシャル・ネットワーキング サービス)なるものが人気を博しているようだ。
ソーシャル・ネットワーキング サービス=要はサークル間のコミュニケート・ツール…ってことか?
数週間前に発売された『週刊ダイヤモンド』にも、似たようなネット・コミュニケーションの記事が出ていた。その記事ではネット上のバーチャルなコミュニケートよりも、かつて“オフ会”と呼ばれたような、リアリティでの顔見せを重視していると書かれていたと記憶する。

同様な世界で、ミクシィなるものが今、爆発的なブームになっているそうだ。会員数2006年3月時点で300万人を突破……だとか。

私の友人のご招待を受け、私もとあるSNSに参加してはみたけれど、それはそれで新しいネットワークを利用した文化だと思う。

ところで、そのSNS内で書かれている個人の記述はブログ…と呼んで良いのだろうか? 何でこんな事を書くかというと、私がここで書いているものと、それとは意味が異なるものと思えるから。

私がここで書いたことは一般に公開しているわけで、現にYahoo! などの検索エンジンからの来訪者も結構いる。
一方、SNSでの記述を見ていると、明らかに仲間を意識した内容が多いように見受けられる。ブログ=ウェッブ日記、というよりはブレポ=ウェッブ報告(レポート)…って感じか?

しかし、元来日記というものは人様に見せるようなものではなかったはず。
ひと昔前だったら父親が娘の日記をのぞき見しようものなら、家出されるか下手すりゃ自殺だってされかねなかった。

ってことは、ブログをウェッブ日記…と捉えるのが間違いなのか。確かに人に知られたら困ることを書くわけは無いものなぁ。日記ではなくて単なるログ=記録。そう思うと何となく無機質感が出ちゃって詰まらなく感じてしまうなぁ。