夕焼け空が好きで、綺麗な夕焼けに出会うたびにカメラに残すようにしている。
何となく暖かな、あの穏やかなひとときが好きだ。

最近では昨年の11月頃に、私が通勤で利用する電車から、帰宅途中で素晴らしい夕焼けを見られた。1c0ef78a.jpg

空一面が見事に朱く染まって、車内の人々の顔も、綺麗に紅くそまっていた。残念ながらカメラを携帯していなかったので写真には残せなかったけれど。

しかし、どうも東京の空は雲と空との境界が明瞭ではないので、雲だけが紅く染まる夕焼けにはなかなか出会えない。

南の島に行くと、空と雲との境界は見事にクッキリしているから、空は濃紺、雲は朱色…といった見事な夕焼けに出会える確率が高い。

悲しいかな東京は、傾きゆく太陽に被さった雲が、空全体を赤く染めるような夕景が多いと感じる。雲が染まるのではなくて、空気中の浮遊物が染まっているかのように感じるのだ。