「ダイビングは一番静かなスポーツだ」と言ったインストラクターがいた。確かに静かな呼吸を保つよう心掛けることが大切だ。いかに余計な動作をせずに移動するかが大切で、運動量を多く、激しくすればそれだけエアーの消費も多くなる。
なので私はドリフト・ダイブが好きだ。水深の調節だけであとは中性浮力を保っていれば、目の前のスペクタクルな光景を流れに身を任せたまま堪能できるし、魚たちにも逢える。
強いて欠点を言うなら、ここぞ! の被写体を見つけたり最高にフォトジェニックなシーンに遭遇しても、シャッターチャンスが限られることだ。
ランギロアでは時速30?ものスピード・ドリフトだったのでハンマーヘッド・シャークやマダラトビエイの編隊に遭遇したのにシャッターは1回ほどしか切れなかった。彼らと私の進行方向が正反対だったので、彼らとすれ違う速度はおよそ50?70?。これでは連写機能が付いたダイビング用のカメラでも無い限り、私の技量でグッド・ショットは望めない。
エアーの消費に関しては、ダイビング本数50本を超えたあたりから気にしだした。数人のグループで潜り、1番先に私のエアーが枯渇して全員をイクジットさせるのは忍びないし、私にもメンツがある。そんなことを気にかけながら潜っている内に、ダイビング本数を重ねる内にエアー消費量は減ってきているようだ。過去の記録、ログを見直すと如実に進歩していることが判る。しかし……。
水中写真を撮るようになると、シャッターを切る際に自分の体が上下しないようにと呼吸を止める。しばらく止め続けると開始した際に呼吸は荒くなる。
昨年、ヤップ島ではそれを避けようと軽く呼吸しながらシャッターを切っていたら、同行のインストラクターに「呼吸が大きすぎる。だから身体が上下して写真が撮り辛くなる」と指摘された。ちょっとショックだった。自分ではかなり軽く呼吸しているつもりだったのに、それでもまだ大きすぎるというのだ。
進歩しているつもりだけれど、私のダイビング技量はまだまだのようだ。道は永いなぁ。
なので私はドリフト・ダイブが好きだ。水深の調節だけであとは中性浮力を保っていれば、目の前のスペクタクルな光景を流れに身を任せたまま堪能できるし、魚たちにも逢える。
強いて欠点を言うなら、ここぞ! の被写体を見つけたり最高にフォトジェニックなシーンに遭遇しても、シャッターチャンスが限られることだ。
ランギロアでは時速30?ものスピード・ドリフトだったのでハンマーヘッド・シャークやマダラトビエイの編隊に遭遇したのにシャッターは1回ほどしか切れなかった。彼らと私の進行方向が正反対だったので、彼らとすれ違う速度はおよそ50?70?。これでは連写機能が付いたダイビング用のカメラでも無い限り、私の技量でグッド・ショットは望めない。
エアーの消費に関しては、ダイビング本数50本を超えたあたりから気にしだした。数人のグループで潜り、1番先に私のエアーが枯渇して全員をイクジットさせるのは忍びないし、私にもメンツがある。そんなことを気にかけながら潜っている内に、ダイビング本数を重ねる内にエアー消費量は減ってきているようだ。過去の記録、ログを見直すと如実に進歩していることが判る。しかし……。
水中写真を撮るようになると、シャッターを切る際に自分の体が上下しないようにと呼吸を止める。しばらく止め続けると開始した際に呼吸は荒くなる。
昨年、ヤップ島ではそれを避けようと軽く呼吸しながらシャッターを切っていたら、同行のインストラクターに「呼吸が大きすぎる。だから身体が上下して写真が撮り辛くなる」と指摘された。ちょっとショックだった。自分ではかなり軽く呼吸しているつもりだったのに、それでもまだ大きすぎるというのだ。
進歩しているつもりだけれど、私のダイビング技量はまだまだのようだ。道は永いなぁ。
コメント