4月27日から5月13日まで、髄膜炎で入院生活を送っていた。G・Wをまるまる病院のベッドで過ごしたのだ。

入院する数日前から喉が痛み37?8度の熱があった。いつもの扁桃腺炎症による発熱だろうと、常備薬を飲み、うがいをしていれば直ぐに治るだろうとタカをくくっていた。だが熱は下がるどころか数日後には40度を超えた。
慌ててかかりつけの医者に赴き点滴を打って貰ったが、熱は下がるどころか翌日には41度を超え、激しい頭痛も出てきた。ちょっとした衝撃でも頭をハンマーで殴られたような激痛が走る。歩くこともままならない。そのまま緊急入院となった。

予定通りだったらマーレ環礁のホワイトサンズという小さな島でG・Wを過ごす予定だったのだが、まさか病院のベッドで過ごすことになるとは…。まさに最悪のG・Wだった。

けれど、もしも発病があと4?5日遅れていたら、きっと死んでいただろうと思う。扁桃腺からの熱だからと、常備薬を持参して行っていたはずだから。まともな医療施設も無い熱帯の小さな島で発病していたらアウトだった。

それでなくとももう少し入院が遅れていたら大変なことになっていたそうだ。まだ後遺症なのか微熱と軽い頭痛が残り、視力が元に戻っていない。
もしも島に渡っていたらと考えるとゾッとする。