タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2023年10月

前回に引き続き不思議なモノ発見から。
chabakoこれは奄美大島の空港で見かけたモノ。
確か今は煙草は対面販売でしか売っちゃいかんはず、と思い近寄ってみたらタバコでなくチャバコとな。お茶の自動販売機だった。
しかし更に良く見れば、自動販売機ですらないようで、お金は投入できないし、お金が入れられなければお釣りも出ない。そしてボタン押しても商品は出てこず、結局は機械から希望商品のパッケージを取り出してレジに持っていかなきゃならんとな。
鹿児島はお茶どころではあるが奄美大島という事で奇をてらってこんな売り方にしたんかしら? 「知覧茶もあります!」とかポップ作ってフツーに売った方が良いような気もするんだが。

話しは飛ぶが、テレビってどうしてああも詰まらんのでしょ。家に帰っても見たいと思う番組が無い。
たまにNHKが良い番組見せてくれるけど、民放ではほとんど皆無と言って良いほど見たいと思わせる番組が無い。番組制作者たちは自分たちは面白いと思ってあんな番組作っとるんかしら? 
テレビがツマランおかげで早寝早起きになった。国民の健康のためには面白い番組が無い方が良いのかもしれんなぁ。













先日行った奄美大島で不思議な光景に出会った。

コレ ↓
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池の中に電柱が何本も立ってる! ここの前を奄美大島滞在中に何度も通ったのだけど、帰る日に写真を撮ろうと思ってらナント、その日は生憎の雨。しかも横殴りのドシャ降り。意を決して車の窓を開けてパシャリしたら右半身濡れてしまいました。前日までは連日快晴だったのになぁ。

聞くところによれば、ここはクルマエビの養殖場だそうな。でもなんで電柱がこんなにいっぱい立ってんのよ。池に通電するとエビの成長が早まるとか? んなわけないか。
どうやら酸素供給のためらしいけれど、だったらこれは電柱ではないのか?
この池の前を通るたびに「どこかで見た景色と似てるなぁ?」と思ってたんだけど、熊本に行ったときに海へと延びる道路と電柱の景色を見たような……。そういえばズ~っと昔、オートバイで行った北海道の野付半島、トドワラも電柱ではなかったけれど枯れた立木が水の中に何本も立っていたっけ。


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ミスジリュウキュウスズメダイ@奄美大島・呑ノ浦(のみのうら)

一眼レフカメラを使いだしたのは大学生のころで、当時はニコンのFシリーズがカメラ・ブームを牽引していた。大きく重いニコンに対抗して、オリンパスが軽く小さな一眼レフで〝ポケットに入る一眼レフ〟を謳い文句にOMシリーズを発表し参戦してきた。当時、山に傾倒し始めていた私は、その小型一眼レフ・OM1が欲しくて堪らずバイトの量を増やした。
ようやっと購入できる程度の資金が溜まったころ、OM2が近々発売されるという。発売を待った。入手した頃には就職活動が始まっていた。
以来20年近く使い続け、コンパクト・デジタルカメラに移行し、2010年ついにデジタル一眼レフを購入した。
フィルムカメラの頃は、ワンショットシャッター切るにも「ここぞ!」という一瞬に気を張り詰めていたけど、デジタルになってからはパシャパシャとやたらシャッター切ってから良いカットを探してダメなものは消去する方法になった。しかし、これはやっぱりダメだ。最近はアングルや撮り方などを模索しながらシャッター切るようにしている。それでもあの、フィルムカメラ時代の撮影における緊張感は得ることが出来ない。




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イレズミミジンベニハゼ@奄美大島・清水(せいすい)

♪せ、ま、い、ながらも、たのし~い、わがや~♪ なんて歌を知っている人は、きっと大正か昭和生まれの人でしょうね。
新婚時代、中野のアパート住いでした。なにせまだ新婚ですから、嬉しさいっぱいでドアを開け「たっだいま~!」なんて勢いよく部屋に飛び込もうなら開け放った窓から階下に落ちてしまうような小さな部屋でした。1DKってやつです。
このイレズミミジンベニハゼ君のスイートホームも決して広くはないですな。実は奥の方に恥ずかしがってるペアの片割れがいるんですが、残念ながら仲良く二匹並んだ記念写真は撮らせて貰えませんでした。


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ガラスハゼ@奄美大島・灯台下

赤いムチヤギに赤いガラスハゼです。確かにカモフラージュされて、ちょっと見つけづらいです。

昨年、ベランダのプランターにラベンダーの種を植えたのですが、葉は出てきたのにとうとう咲くことも無く季節が終わってしまいました。葉は15cmほどまで成長して、そこでストップ。北海道の富良野で見たラベンダーって30cmくらいまで大きくなってたよなぁ。何が悪かったんでしょ?
ラベンダーは咲かなかったけれど、一昨年植えたムスカリは、何もしてないのに若葉が出てきた。こっちは来年の春に咲いてくれそうです。


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シマヒメヤマノカミの幼魚です@奄美大島・清水(せいすい)。瓶の口からお判りでしょうが、体長は2㎝ほどです。

海に住む魚なのに〝ヤマノカミ〟なんて名前が付くとは、ナンデカナ~? と調べてみれば、かつて山の神にオコゼの干物が捧げられたことから付いたらしい。なんでオコゼの干物を供物としたかと言えば、山の神様は美人に嫉妬するのでブチャイクなオコゼに白羽の矢が立ったということだそう。オコゼにしてみればたまったもんじゃないよなぁ。だから背びれに猛毒を持ってニンゲンに仕返ししとるんかしら?



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ウサギモウミウシ@奄美大島・嘉鉄(かてつ)

見れば見るほど面白い顔してる。この愛嬌ある顔で迫られたら笑ってしまって上手く撮影できんなぁ。まぁそれ以前に、この子の体躯が小さすぎて(5mmもない)100ミリのマクロレンズに接写レンズを組み合わせて撮っていたのだけど、ピント合わせるの四苦八苦。被写界深度がチョー浅いというのに、この子の動きがことのほか早い。体長5ミリの生物の動きとは思えんほど、早い。それに加えて近づく台風の影響でウネリが入って、アタシの身体もユ~ラリ、ユラリするもんだから、30カットほどシャッター切って、ピンがきてたのは2カットしかなかった。そんなもんでしょう。
こんな写真を撮ってると、あっという間に時間もたっちゃって、気がつけばダイブ・タイム60分オーバー。



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カサノリに乗ったナガレモエビ@奄美大島・清水(せいすい)

カサノリの直径はおよそ1cm。よってその上にちょこんと乗ったナガレモエビも体長は1cmほどです。最初、ガイドさんが指し示してくれたところにモショモショしたのがあったので、シムランスかなぁ?と思いながらシャッター押してましたが、それは単なるゴミでした 一生懸命、海中のゴミを撮っていました。視力が衰えることは悲しいなぁ(体力もですが)。

さてこんなシチュエーションの場合、背景を黒抜きで撮ると被写体がシャープに写って効果的なのかもしれませんが、カサノリやナガレモエビの色合いからして青抜きにした方が良いかな、とストロボ光を後ろに飛ばして絞り解放気味に撮ってみました。
ダイビングの回数は激減しちゃってますが、最近はやたらシャッター切らずに、ちょっと考えてから撮影するゆとりが出てきたように思います。


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ちょっと遅い夏休み頂いて奄美大島へダイビングに行ってきました。
奄美大島で潜るのはこれが三度目。一度目は島の北部で、二度目は奄美大島の南岸に位置する加計呂麻島に滞在して。そして今回が三度目です。
今回の滞在は奄美大島の南端、古仁屋から車で20分ほどかかる蘇刈にあるお宿・ザシーンでした。ダイビングショップは古仁屋にあるので、古仁屋泊が理想なのですが今回かみさんは潜らないというので、ノンビリできるこの宿にしたのでした。

ダイビングの方は天気にも恵まれて堪能できたのですが、一眼カメラの使用が久しぶりで、操作方法を失念していて初日のダイビングはまともに写真撮れませんでした
でもまぁ、これも経験。次回からは同じチョンボしないようにしましょう。

で、写真はクマノミの親子なんですが、クマノミって大量の子が孵化するんですが、子はあまり数を見ません。他の魚の餌となってしまってるのもいるんでしょうけど、そのクマノミ自身が自分の生んだ卵やふ化した子を食べている……って話を聞いたことあるんですが、どうなんでしょ?


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