ヒレグロコショウダイyg@奄美大島・バベル
東急電鉄が流している車内マナー向上のためのテレビCMが物議を醸しているらしい。それは電車内で化粧する女性に対して「車内での化粧はみっともない」と啓発する内容だそうな。いやぁ、東急さん、良くやった!と言いたい。それにしても何でこんな当たり前の事で盛り上がるのかも解せない。
今の若い女性は衆人の前で化粧することが、なんで〝恥ずかしいこと〟なのか分からんのか、はたまた知ってはいるが他人だから、と平気なのか?
車中の眼前に居る人々が他人だから気にしないというなら、きっと車内でもよおしたら排便も出来るだろうし裸になっても平気なんだろう。なんで恥ずかしいことなのかが分からないとするなら、その娘を育てた母親も分からんのだろうから、その娘が車中で化粧し恥を晒すことはその母親の恥も晒していることになるのだが、その娘にとっても母親にとっても根本的に知らないことだからドーデモイイことなんだろうな。知ってて化粧できるのも恥と感じずに化粧できるのも、どちらにしても情けないオンナであることに間違いはない。
路上で平然と化粧を直すのは娼婦だ。役者には客の前で化粧や着替えをしないために楽屋がある。
車内で化粧が平気で出来る彼女らにとって、もしも晴れの舞台に立つチャンスが来ても、舞台の上で客を前にして着替えも化粧も出来るんだろうなぁ。
このヒレグロコショウダイも子供と親とではまるっきり姿・模様が異なる。変体するのはこっそりと静かに、いつの間にか大人になるのだ。サカナだから恥ずかしくてそうするワケではないんだけど。
2016年10月
お引っ越し
エリグロギンポ@奄美大島・ハナゴイ
ギンポやカエルウオたちは海中岩礁の穴を住み家にしてるわけだけど、やはり気に入った穴や人気の穴なんかあるんだろうか? 通勤が楽だとか買い物に便利だとかはニンゲンの方の条件ではあるけれど、彼らにとっても餌を探すのに便利な場所の穴だったり家族と同居(同居してるの見たこと無いけど)に便利な穴だったり、高級マンションばりの穴や安宿穴なんかあるんかしら?
先週の土日で事務所のお引っ越しでした。土曜日に旧事務所から一切合切を新事務所に運び込み、翌日曜日に荷解き。月曜は朝からご挨拶の来客が引っ切り無しで、いやぁ~ホント疲れました。
ギンポのようにテキトーな穴見つけて「ハイ、完了!」ってな具合に出来たら楽なんですがね。アッ!ギンポは家財道具ないから楽だよね。
未来予測
ウミタケハゼ@奄美大島・倉崎ビーチ
過去の作品が未来を言い当てていると騒がれることがあるけれど、ニンゲンは想像したことを実現しよう、具現化しようと努力するから当たり前のことなんだよね。この前も連載終了した漫画『こち亀』の作者がずっと昔の作品内で現代に登場してきた物の事を書いていた! なんて新発見のような書き込み見たけどね。タイムマシンや宇宙都市の登場だって、将来に実現してたって不思議ないんだよなぁ。
昨日フェイスブック開いてたらちょっと素敵な動画が出ていた。仕込みミエミエなんだけど、ちょっと素敵だなと思ったのでシェアさせて貰っちゃいます。日本でも路上ライブをやってることあるけれど、どうせやるならここまで聴かせてくれたら良いと思うのですよ。
住み家
上の茅葺き屋根の小屋は、西郷隆盛が江戸幕府からの追求を逃れるために薩摩藩から謫居(たっきょ=身を隠すことですな)を命じられ3年間暮らしていたという家です。小屋のようですが、家です。
9月、奄美大島に潜りに行った際、ちょこっと観光もしてきたのでした(前の記事)。アタシ的にはここはあまり興味も無かったのだけど、なにせバディが根っからの歴女なもんで、どうしても寄りたいと駄々をこねたのでした。
この家は一般公開されていますが個人の家でして、この地に流れてきた西鄕ドンがお嫁さんにした愛可那さんこと本名・龍愛子さんの末裔・龍家が管理しています。
家の中に上がらせていただきました。
私も大きな家、広い部屋は落ち着かないのであまり好きではありません。どうせ暮らすならこのくらいの家が好きです。もうちょっと天井は高い方が良いですが。
今もこの家を管理している龍家の方が色々と昔の話しをしてくれましたが、「この家を管理していくのも大変なんです」とボソッと言った言葉が一番胸に残りました。自分が住むならいざ知らず、人様に見せるために管理するのは確かに大変なことでしょう。茅葺きだって定期的に張り替えなきゃならんでしょうし。私には到底出来ません。こんな家に住みたいけれど、住んだら住んだできっと何かと大変なんだろうな。そういえばお風呂も無かったようだったし。
ボナリ高原
「タカラガイさん、紅葉が半端ないほど綺麗なゴルフ場なんですよ。良かったら一緒に行きませんか?」と誘われたのが今年の春先。で、満を持して行ったのが先週末。満を持してはいたけれど、ベストの紅葉には一週間ほど早かった(T_T)
それでもこのコースの美しさの片鱗は見せてくれて、ホラ!
池やクリークの多いコースで、私も一個ボールを寄付してきた。
日本でチャレンジしたいコースのベスト3に入るらしい。確かに面白いコースだった。スコアは散々な目に遭ったけど。
で、このコースの一番の名物ホールがコレ。
OUTの3番、456ヤードのパー5。グリーンは谷先の右側ね。プロは谷越えのショートカットでワンオン狙うらしい。私は大人しく左側に見えているバンカーの左サイドを狙ってのパーオン狙い……のはずが、バンカーに入れて出すのに2打。その後も乗らず寄らずで結局9つも叩いてしまった。
来年、再び紅葉ベストシーズン狙って再挑戦したいなと誘ってくれた方々に誓ったのだけど、このコース回るにはもうちょっと練習励まなくてはイカンなぁ。
抽選結果
ロングクロウシュリンプ
ロングクロウシュリンプ@奄美大島・バベル
子供の頃に、と言っても中学生時代なんだけど千葉の方まで電車で出向いてテナガエビ釣りをしたことがあった。その頃はちょうど隅田川も江戸川もそして手賀沼なんかも生活排水・工場排水汚染で凄いことになっていて、ハゼなんか釣ると背ビレが無かったり目玉が溶けていたりする奇形ハゼが釣れた時代でもあった。だからエビを釣っても食することは当然しない。ハゼもだけどね。ただ単に釣る楽しさを満喫して釣った獲物は再び水中へと戻してあげてた。
先にも書いたけど、日光の中禅寺湖で釣れるヒメマスなんかも福島原発の影響が残るために釣っても持ち帰り厳禁になってるそうな。誰も食べずに再放流するから、今では1㍍を超えるマスも釣れるようになっているらしい。あれから5年。そりゃあマスも成長してるだろう。
しかし子供の頃に逃がしてあげてたテナガエビやハゼが巨大化したなんて話しは聞かない。シンゴジラならぬシンテナガエビに出現されても困るよねぇ。
朝焼け
一昨日の日曜日、千葉県のゴルフ場でプレーしてきました。愚息2号と会社の同僚の3人で回りました。
実はもとはと言えば母を連れて行く予定だったのですが、直前になって「ちょっと足が痛いからゴルフ、止めとく」と母自ら言ってきたのです。せっかくの親子三世代でのゴルフだったんですけどね。またの機会にいたしましょう。
予約、キャンセルしようかと思ったのですが、愚息は行く気バンバンだったみたいなので、せっかくなので別メンバーで行ってきたのでした。
その日の朝。
「朝焼けは雨になる」の予言通り、ゴルフは土砂降りの雨に見舞われましたが、それなり楽しいゴルフでした。次回は是非とも母を連れていってやりたいのですが、もう御年83歳なのであと何回連れていかれるチャンスがあるやら。
夏~ッ!
写真は奄美大島。今ごろアップするのはちょっと遅いけど、9月に潜りに行ったときのもの。フライト時間が午後3時だったので、レンタカー借りて島を回ってきたときのものです。場所はあやまる岬観光公園。岬の丘から見下ろした景色です。反対側はこんなん。
観光客が二組と監視員のお兄ちゃんしか居なかった。子供の姿は見えず。こんな所で遊んだら楽しいのにね。まぁ、9月といっても平日だったから学校に行ってるのかな。それとも暑すぎるから夕方くらいになったら遊びに来てるのかな?
東京もようやっと肌寒く秋らしくなってきたので、夏のオモヒデ載せてみました。秋も好きだけどやっぱり夏の方が好きだなぁ。昔は冬も好きだったけど最近は寒いのは苦手なんで、すでに来年の夏を待ち焦がれるタカラガイなのでした。
筆力
何度か勧められ何冊か手にしたことはあるものの、結局どれも読破できなかったのが宮部みゆき作品だった。ダラダラと無意味な文章が続くことが多く、途中で飽きてしまうのだった。
そしてまたも勧められ、躊躇したけども読み進み、なんとか読破出来たのがこれ、「蒲生邸事件」。この作品も、書かなくても良いだろう描写が多くて途中で何度か嫌になったのだけど、今回は頑張って読了した。
タイムスリップというありきたりなストーリーだけど、2.26事件にまつわる話しに興味があって、その部分に関しては苦無く読み進むことが出来たのだった。しかし、やっぱり無駄な描写があまりに多い。あとあとの伏線なのかと思いながら読んだのに、結局無駄な文章が長々と書かれていただけだった。
現代に戻ってから、過去で交わした約束の部分だけを書き膨らませていれば、とても素晴らしい作品になっただろうと思うのだけど、彼女にはそれだけの筆力が無いんだろう。それでも数多くの作品を発表しているってことは、宮部みゆきという作家は文章家ではなく、ストーリーテラーなだろうと想像する(ほとんど読んでいないから)。
宮部みゆきで何となく消化不良感が残ったので、久しぶりに藤沢周平の作品が読みたくなり「龍を見た男」を買ってきた。
これも藤沢作品に多い短編集なのだけど、さすが!と思わず何度も唸っちゃった。最後まで読み終え、そこに結末が書かれていなかったり(その後の成り行きを読者に想像させる)、男と女の所作を書き連ねているだけなのに、何故かその二人の会話が見えて(想像できて)きたりする。まさに全てを書かずして行間で読ませる藤沢氏の作風は、誰にでも真似の出来る文章ではないだろう。私もそんな文章が書けていたら、夢のような印税生活が送れるんだがなぁ……。
ここ数年、残念ながら色んな文学賞受賞作品をトンと読んでいない。いつの頃からかは忘れたけれど、たびたび期待を裏切られているからだ。本屋(古本屋ばかりだけど)に行っても、結局昔からのファンの作品しか手に取らなくなっている自分がいる。なんか寂しいなぁ。ガツン!と心に響く作品に巡り会いたい。
雑誌が売れなくなっているのも、記事を推敲すること無くただ単にページを埋める作業をしているからのように感じる。自分の作った本をお金を出して買って貰っていることを忘れて記事を書くからだと思う。
小説も雑誌も、書き手や編集者は「良い物しか出さない! 良くない物はメモ用紙にしてもらう!」くらいの気構えで上梓・出版して欲しいと思う。そんな気合いの籠もった作品が増えれば若者の活字離れも解消されるだろうに……と思う今日この頃。
古道
今日は名古屋へ出張でした。
時系列的には前後してしまうのだけど、先々週の日光・山寺散策した東北行の前週に、紀伊半島をグルッと回ってきたのだった。
会社行事だったのだけど、当初は熊本へ行く予定だった。それがあの群発地震で決行時点での現地の様子がどうなるか分からない…ってことで、南紀行に変更になったのだった。今にして思えば熊本に行くべきだったような気もするのだけど、行っていたら台風16号の直撃を受けていたから飛行機も飛ばず中止になっていただろうな。
もう何年も前からこの地、熊野古道を散策したいと画策していたのだけど、その入り口をチラッとだけでも見られて良かった。
しかし、チラッとだけ見ちゃったら今度は本気で歩きたくなっちゃった。
三重県、和歌山県、奈良県の3県を結び、熊野三山を抜けるこの熊野古道は、紀伊半島全域で1,000km以上あって、伊勢路だけでも全長約170kmもあるそうな。それを全部踏破するには1ヶ月以上かかっちゃう。流石にそれだけの休暇は取れないから、熊野本宮大社をベースにそこから延びる熊野参詣道中辺路、小辺路を歩いてみたいなぁ。十津川村にも泊まってみたいし、八瀬の吊り橋も渡ってみたい。
行きたいところがいっぱいあって、はてさて足腰動く間にどれだけ見ることが出来るんやら。