タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2016年08月

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@テニアン・グロット

もう何年も前だけど、ジェームス・キャメロンの映画『サンクタム』を観た。海中洞窟の捜査でたった一人が生還するって映画なんだけど、タンクのエアーも切れてしまった海中洞窟で、洞窟の天井に残ったわずかな空気を吸いながら脱出するラストシーン見たときは、「ぜ~ったい洞窟なんか潜らないゾ」と思ったくらい怖かった。
メキシコのセノーテでも数本潜ったけど、それでも完全な洞窟に潜るには特別なライセンスが必要で、洞窟とは言ってもどこかに必ず外界とつながる天井がポッカリと空いてる箇所があった。

どこかに空気の吸える穴が空いてると知っていても怖いし危険度が増すことには変わりは無い。やはり真っ暗闇の中に太陽光が帯のように差し込んでる洞窟の方が美しいし安堵する。
私にはグロットがちょうど良い。

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マダラトビエイ@サイパン・パイプ

夜半に寒くて目が覚めました。「熱帯夜のはずなのに、なんでこんなに寒いんだ?」と思いながらベッドに身体を起こすと、今度はドッと汗が噴き出してきて猛烈な暑さを感じました。
「アっ! やられた!」と直ぐに風邪だと分かったけれど、その原因が分からない。
きっと連日遊びすぎて体力消耗仕切ってるところを冷房でやられたのではないかと。
家ではほとんどエアコンつけないけど、電車もオフィス内も都内はどこもかしこも冷やしすぎなんだよなぁ。どこも設定温度27度位じゃないかしら。

ダイビングしていて水温28度だとかなり温かい海なんだけど、それでも3㎜ウェットで60分オーバーのダイビングしてると後半はガタガタ震えが来る。
室温28度で十分です。冷やし過ぎに注意いたしましょう。それよりもっと、風邪を引かないようにいたしましょう。

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クギベラとオヤビッチャ@テニアン・チャンネルリーフ

皆さん、不愉快なことや嫌なことされたらどうしますか? かつての私はガシガシ文句言ったり暴力に訴えることもあったのですが、最近は…………、逃げます。

とにかく嫌なことからは逃げるようになりました。だから、と~っても不愉快な人がそばにいたりすると、ソ~っとその場から立ち去ります。嫌なことされても文句も言わずに逃げ去ります。お店などだと何で私が注文した食事をすべて食べ終えずに帰っちゃうのか不思議でしょうね(代金はちゃんと払いますよ)。
文句言ってると、ますます気分が滅入ってくるので嫌なのです。そんな気分になるよりは逃げ去り離れた方がよろしい。

私のよ~く知る人で、なにかっちゅうと文句タラタラ言ってる人、います。結構ネチネチ言ってます。いつかクギベラみたいなひょっとこ唇みたいになるんじゃないかと、ちょっと楽しみにしてるんですが。

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先週末、久しぶりに山登りに行って来た。登ったのは長野県の山。飯縄山から瑪瑙山(めのうさん)、怪無山と縦走する予定だった。
久しぶりの山行に気分も高揚していたのだけど、まず往路の渋滞で到着予定時間が2時間も遅くなり、歩き始めてしばらくしたら危惧していた腰からの痛みが膝にまで広がりはじめ、結局予定を断念することになってしまった(泣)。
時間にゆとりがあれば膝をかばいながらでも行けたんだけど、下山時間を考えると次回持ち越しにした方が良いと判断。山でのちょっとの無理は、大きな事故につながるからね。

この山、榧(かや)の木がたくさんあった。P8212535足下に目をやれば山道を埋め尽くしているのは針のような榧の木の葉っぱ。そしてその山道脇には小さな榧の木が芽を出していた。
榧の木は成長がすこぶる遅いそうだ。だから碁盤などに使われる榧の木はとても高価だ。幹の太さ直径30㎝を超える榧の木をこの飯縄山では目にすることが無かったから、きっと近年(それでも100年以上前)に、榧の実が鳥にでも運ばれてきて徐々に樹木数も増えたのだろうと思う。

下山後、温泉でマッタリ。翌日はヒマワリ畑でも見て帰京しようかと思っていたのだけど、かみさんが「福島正則の墓が近くにあるらしいから見ていきたい」と言い出した。私が「福島敏行は私の中学時代の同級生だけど、福島正則は知らんから行きたくない」と言ったのだが却下されてしまった。渋々アッシーに徹する。
政則公が眠るお墓は、私の知人の故郷でもある長野県小布施町の岩松院というお寺にある。で、このお寺には葛飾北斎の描いた“八方睨み鳳凰図”(撮影禁止につき画像なし)という巨大な天井絵がある。北斎晩年の作とのことだけど、迫力に欠けていた。160年以上も前の作品なのに今だに当時の色彩を残している…ってのは凄いとは思ったけど。
で、このお寺にも榧の木があった。実も成っていたのでパチリ。右上の写真がそれ。長野は榧の木が多いんだろうな。
帰路、渋滞の道路で「もっと足腰鍛え直さんといかんなぁ」と、筋肉痛の太もも揉みながら思った。でも、きっとやらんだろうなぁ。

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上の写真は帰路の途中で立ち寄った雷滝。

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ゴマフヒトデ@テニアン・フレミング

このヒトデ、なんでも自分の手(足?)を切り落とすことで子孫を殖やしているとか。まぁ、切り落とされた足(手?)が再生する…なんてのもよく耳にするから不思議ないけど、自分の意思で切り落とすってのは凄いよなぁ。(アレ? ヒトデに意思ってあるんだろうか?)

女子レスリング。4連覇がかかっていた吉田沙保里選手、おしくも銀メダル。号泣してたけど、すごい重圧だったろうなぁ。いつかは負ける日が来るんだろうけど、この日でなく、もうちょっと先だったら良かったのに。
しかし、オリンピック初出場で金メダル獲っちゃう選手もスゴイ! 新旧交代の時期なんだろうな。

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クマドリ@アギガン(テニアン)・バッパウ

睡眠時間はけっこうとっているのだけど、なんだか身体がダルくてボーッとしてます。夜半に何度か目が覚めます。トイレの用がほとんどだけど、暑くて目覚めることもしばしばで、きっと睡眠時間の割には熟睡出来ていないんでしょう。それを証するように夢もたくさん見ます。今日は空を飛んでる夢を見ました。

男子も女子も今年の五輪卓球は楽しませてくれますね。ギター侍の弟のような水谷君のガッツあるプレーには超感動したし、昨夜団体3位で終えた愛ちゃんの涙には、思わず貰い泣きしてしまった。
睡眠が浅いのは、この感動のせいもあるかもしれない。眠りについても頭は興奮したままなのかも。

函館に行ってきました。
なんでかって? 友人が車を購入したので一緒にドライブしようと誘ってくれたのです。その集合場所が北海道の洞爺。なんでこんな遠くまで行かなきゃならんのか?っつう理由は後述するとして、前泊地に函館の湯の川温泉を選択。
で、温泉でマッタリした翌日。洞爺まで行くために函館駅に向かいました。湯の川温泉から函館駅まではバス、もしくは市電利用で行けます。宿泊した宿から市電駅が近かったので市電利用に決定。そしたら………。

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大正時代から昭和初期にかけてササラ電車と呼ばれ活躍していた車両が復刻版として走っていました。ハイカラ號というそうです。
車内も昔のまんま、運転手さんも車掌さんも昔の制服着てます。
ちなみにコチラ→が切符chiket
可愛い車掌さんが描かれていますが“鉄道むすめ”と書かれてます。実際の車掌さん、笑顔がとっても素敵でしたが“むすめ”と呼ぶには二十年ほど時間が過ぎてしまったように思われました。

さて。湯の川温泉からガタゴトと40分ほど揺られて函館駅前に到着。そこからは特急北斗に乗り換えです。洞爺までは途中、海岸線を走るので海側の指定席を確保しました。車窓を流れる景色を眺めつつ、ビュ~ンと2時間弱で洞爺に到着です。

駅の改札を出ると私の友人が彼の愛車と共に待っていてくれました。なんか人が集まってます。写真を撮ってる人もいます。彼の車が珍しいからです。彼はこの車で北海道を走ることが永年の夢だったのです。そのナビに私も選んでくれたのでした。そんな彼の夢の実現に、私という人間を選んでくれているのに“遠い”という理由で断れるわけがありません。

さっそく初体験のレバー操作方法を教えてもらって運転させてもらいました。その車がコレ!
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フェラーリ458スパイダー、4.5リッター8気筒エンジンを搭載した、まさに公道を走れるレーシングカーです。アクセルをちょっと踏み込むだけで強烈な加速。そして凄まじいエキゾースト・サウンド。ほとんどオヤジ暴○族ですな。

こんな体験、そうそう出来ることじゃないので遠く北海道まで出向きましたが、いやはや本当に良い体験させてもらいました。
自転車にも追い抜かれる市電から、景色も飛んで流れる特急電車、そして時速100km到達加速3.35秒、最高速度325km/hで景色を見る余裕など無い怪物カー。もしも旅という範疇で乗るならやっぱり市電だと悟ったタカラガイだったのでした。

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スミレナガハナダイ@テニアン・フレミング

日本のメダルラッシュが続いていますが、内村航平の個人総合金メダルは、その接戦だった競技内容もその後の記者会見でのオレグ・ベルニャエフ選手や3位のマックス・ウィットロック選手の内村選手を称えるコメントにも感動しちゃった。

さてスミレナガハナダイ。みんな「サロンパス張ったような…」と紹介してくれるけど、サロンパス張っているのは雄だけ。このサカナもクマノミのように群れの中で一番大きな奴が♂になる。他はみんな♀。ハーレムですな。この雄がいなくなると、その次に大きい雌が雄になる。
男と女が入れ替わる…ってのは、映画『転校生』みたいなもんだなぁ。なんか、二つの人生楽しんでるような感じでちょっと羨ましい。

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ハナビラクマノミ@テニアン・レッドウォール

今朝NHKニュース観ていたら速報が流れました。すでに巷ではこのニュースで持ちっきりのことでしょう。
マーリンズのイチロー選手がアメリカ大リーグ通算3000本安打を記録しました!
私は高校野球以外、アメリカだろうが日本だろうがプロ野球に興味は無いのですが、このニュースには快哉を叫ばずにはおられません。
年間で200本安打することすら至難だと言われるのに、いかにイチロー選手が野球人として凄い人かが分かります。
ちなみにワタシも先月600本を記録しました(^_^)。18年のダイビング歴で600本ですから、年間平均33.33本です。ここ数年はけっこう頻繁に潜っていますが、それでも年間50本程度でしょう。仕事を持つ身で年間50本ってけっこう潜ってる方だと思います。ダイビングを生業とする人なら年間で1000本くらい潜るんでしょうけど、潜れさえすればカウントされるのと、イチロー選手のように打席に立つだけでなく年間200以上も出塁するのとはワケが違います。

イチロー選手にはこれからも記録を伸ばして欲しいと思います。

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モンツキカエルウオ@テニアン・フィッシャーマンズS

先週末あたりからワタシの顔にポツポツと出来物が現れてます。
梅雨が明けてからもしばらくは涼しい夜が続いたのですが、東京も先週末あたりから夏らしい熱帯夜になりまして、ワタシも汗だくで目覚めるわけです。その結果が顔のポツポツでは無いかと思ったのですが、どうやら酒量が増えたことの方が一番の原因のようです。
「健康のために飲み過ぎに注意しましょう!」との標語もむなしく、きっと今宵も浴びるように飲むのでは無いかと己の意志の弱さを痛感致します。
しかしねぇ、この暑さだもんねぇ。ビールが美味しいのよ!(ビールで終わらんからイカンのだけど) 

さて写真見てすぐに表題の意味が分かった人、エライ!
ハイ。モンツキ君ではありますが、袴(はかま)は履いておりません。

umiushi
グロッソドーリス・ティッボエリ@サイパン・ナフタン

寿司ネタで貝類は好きだけど、タイラガイや鳥貝はあまり食さない。ときどき寿司屋さんで鳥貝を薦められることがあるけど、美味しい鳥貝ってなかなかないんだよねぇ~。だからこそ新鮮な鳥貝入荷したときは寿司屋さんも薦めるんだろうね。翌日になれば味は格段に落ちちゃうから。
グロッソドーリス・ティッボエリ。なんか鳥貝に似てるけど、ウミウシなので食すことは出来ません。悪しからず。

それはそうと、テレビでよくTwitter使って視聴者のコメントをライブ・テロップとして流しているけど、そこに流れてくるツブヤキってろくなの無いですね。ほとんどド~でも良いコメントばかり。目障りだから辞めて欲しいんだよね。テレビ局も何のためにTwitterでコメント求めてんのかしら? コメント内容見てから中身がしっかりしてるコメントだけ流して、そのコメントにも放送中にちゃんと応えてあげれば良いと思うんだよね。

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ニラミハナダイ@テニアン・フレミング

もうちょっと真横から撮りたかったんだけど、チョコマカすばしっこくてジャスピンで撮るのさえ大変なの(泣)。こんなカットでご容赦m(_ _)m

先週だったか先々週だったか、いつも使ってる通勤電車が何かの事故で遅延した。やっと来た電車はチョー満員のギュウギュウ詰め。無理矢理身体を滑り込ませると中学生と思しき女学生と密着してしまった。普段ならムフフ と、ちょっと嬉しいシチュエーションなんだけど、その娘の体温が異常に高いの! 38度以上はあるんじゃないかと思われる高温。それで無くても冷房が効かない車内で湯たんぽ抱いてるような状況は地獄だった。
途中駅で半分くらいの乗客が降り、やっと密着から解放されたときにはシャツもパンツもビッチャビチャ。早起きして朝シャワーしてきても出社前に汗みずく!の哀しさよ。

さてニラミハナダイ。大抵はドロップオフの壁際に群れている。水深は40㍍前後。この時も水深は45㍍だった。2分ほど撮りまくるうちにデコ点灯。もうちょっと撮りたかったけれど諦めた。これでまた、ここに潜る言い訳が出来たワケなんだけど、この島で唯一のダイビングショップは店仕舞いしてしまった。これからはサイパンからの遠征ダイブに頼るしかないなぁ。

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