タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2016年05月

せっかくこのサイトにおいでいただいたのですが、少々お断りをしなくてはなりません。本日のお話し、グロなお話しが嫌いな方は読まずにパスしてくださいマセ。

もうズ~っと昔の事となりましたが、私は新婚旅行でパラオに行きました(そのあたりのお話しはコチラから)。
その時に食したのですね、コウモリを。もう数十年も前のことですが、とても高かった記憶があります。
今はどうだか知りませんが、当時のパラオではまだコウモリ料理は王様が食べる料理と言われていました。それ故に高価だったのではないかと思われます。

それはスープとして供されるのですが、実際に食してみて、どこを囓っても噛み切れず、細かい毛の感触が舌に伝わり、私にはとても食べられるシロモノではなかったです。スープ自体のお味は良かったですけどね。

そのコウモリ、フルーツバットという、その名の通りフルーツだけを食すコウモリです。そのコウモリが………。

bat

樹にぶら下がっているのがそのフルーツバットです。この隣の木々にもその奥の樹にも鈴なりでぶら下がっていました。クラブパラダイスの裏手にいます。スタッフに聞いたらフルーツバットだと言うから、「食べないの?」と聞いたら凄い顔で「ユウ、キッディング!(あんた、冗談じゃないよ)」と返されました。パラオでは高級料理でも、フィリピンでは食材にすらならないようです。アッ、日本でもか

昼間の暑い時間帯はジッとぶら下がっているのですが、早朝や夕刻になるとギャーギャーと一気に騒がしくなります。そして陽が沈む頃になると一斉に飛び立っていきます。その時の壮観な模様を動画でお見せいたしましょう。







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タツノオトシゴ@クラブパラダイス・ハウスリーフ。

このタツノオトシゴって奴はと~ってもシャイで、カメラのレンズ向けると必ずと言って良いほど向こうを向いてしまう。なかにはピロピロと背ビレはためかせて去って行ってしまうのもいる。決して早くはないから、追いかけようと思えば追いつくのだけど、「嫌だ!」と言ってるんだからそんな時は「邪魔してゴメンね」と去る者は追わず、にしてる。
しかし時に逃げずに背だけ向けるような奴だと、なんとかそのヒョットコ面をカメラに収めたいと苦心する。
しかしこの度、やっと彼の特性を知り、その横顔を写真に収めることが出来た。

その方法は………。

アッチ向いちゃったら、アッチ側に手を出してやるとコッチに向き直る。なんとも単純な奴なのだった。これで今度会ったときには、労せずしてヒョットコ顔を収めることが出来るゾ。

…………オ……マ……ケ…………。

タツノオトシゴの口元見てて思い出したんだけど、クラブパラダイスに向かう途中のマニラ空港で、こんなん見つけた。

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なんだかお判りか?

よ~く観察すれば判るんだけど………。

吸管盒。盒はゴウと読み“蓋(フタ)”とか“入れ物”の意味だそうな。吸う管の入れ物………。………ストロー箱の事でした。
中華料理店ではあったけれど、フィリピン人はこの意味、判るんだろうか?

私が所属する、とある会から頻繁にメールが届く。そりゃあ連絡事項とか多いしそれに誰かが返信すれば全員に送られることになるし、メールの数が多くなるのは当然の帰結だ。メールの数が増えることは、まぁ良い。
ところが、そのメーリングリストにある中の何人かから、「夜分に失礼します」との前文でメールが届く。送信時刻を見てみれば深夜の12時近かったり過ぎていたり。確かにこの時間に訪問されたり電話されれば「夜分に失礼いたします」だろう。それ以前によほどの緊急性も無ければ非常識でもあるのだが(この会ではそれほど緊急性をともなう連絡事項はまず無い)。
この方々は、もしも深夜に手紙書いたら候の挨拶文に添えて「夜分に書き送り失礼します」とでも、したためるのだろうかと思ってしまう。

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ミカヅキウオ@クラブパラダイス前ビーチ。

もうちょっと若いミカヅキウオが居てくれたら被写体としてワクワクものだったろうけど、この青年魚でも充分に楽しませてくれた。
この写真には写り込んでいないが、近くには成魚も何匹か居た。ところでミカヅキウオと書いたけど、実はあまり自信はない。もしかしたらツバメウオかも。

さて先のメーリスの話しだけど、参画している殆どの人が仕事を持ってるのでメールのやり取りが夜中になってしまう。私は朝イチでメールをチェックしてるのだけど、今度このメーリス宛にメール書くことあったら「お早うございます。早朝から失礼いたします」と書いて送ってみようかしら。

sasamuro

ササムロです。クラブパラダイスで出会った群れの話しはもうおしまい、と書いたような気もするけどきっと気のせいだろうと第4弾です(笑)。
この群れの隣り、ほんの数10㍍離れたところではアジやギンガメアジも群れをなしてるっちゅう、もの凄いビーチでした。群れを見るならクラブパラダイスのビーチが最高です。バラクーダの群れは見られないようですが……(一匹狼の単独バラクーダには何度か会いましたけど)。

ところでいつも思うのですが、この群れを統率してる奴はいるんでしょうかね? ジ~っと観察してると群れの泳ぐ方向が変わるたびに先頭を進むのが別の魚になるから、きっとリーダーなんかいないと思うんですよね。それにしてもしかし、リーダー無くしてこれだけ見事な団体行動が取れるってのは凄い事なんじゃないでしょうか! 半島の方でお祭りの際に行われるマスゲームを思い出しちゃいました。

クラブパラダイスから遠征ダイブに行ってきました。向かった先はアポリーフ。昨年に得た予備情報段階で片道3時間と聞いていたので、行くかどうするか迷っていたのだけど、3月に行ったアニラオで「ぜったい行った方が良いよ」とお薦めされて決心がついたのでした。

結果的にスピードボートを使ってくれたので片道90分で行けました。
で、そのアポリーフは………。お薦めの言葉通りの素晴らしい海域でした。しかも、最後に潜った時の安全停止中にこんな群れと鉢合わせしたのでした!

kanmuribudai
カンムリブダイです。レンズからはみ出した所にも何匹もいて、総数ザッと50匹くらいはいたでしょうか。体長は大きい奴で80㎝くらい。そんな奴らがダイバーなんかまるで無視してサンゴをガリゴリ。眼前でガリゴリ食べてる姿を見てるとちょと怖かった。
囓った後もお見せいたしませう。
kaiato
きれいに歯形が残ってます!

何年か前にシパダンでカンムリブダイの行進を見ようとリクエストしたけど、風が強くてボートを出せず断念。昨年行ったバリ島トランベンでもチャンスはあったのだけど、「最近は行列も数が少なくなった」と聞いて断念。
そして今回、行列行進はしてなかったけれど、こんな群れと偶然の鉢合わせしてモウ大興奮!

カスミアジの群れやロウニンアジも紛れていたけれど、すっかり霞んで存在感無かった。こんな想定外の鉢合わせがこれまたダイビングの醍醐味ですよね~。

天気も良さそうだったので、朝5時過ぎに起きて東京の名峰・御岳山に行って来た。
実は昨年の11月にも行ったのだけど、山嶺に続く道路は渋滞しケーブルカーに乗るのも長蛇の列で、何せ並ぶとか待つということが嫌いな性分なものなので蕎麦食って帰ってきちゃったのだった。
でも、今日は早々に麓に着いたのでス~イ、スイで散策できた。

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お茶屋さん。
山の中だというのに御岳山には土産物屋や宿坊がたくさんある。あの浅田次郎もここの宿坊で筆を執ることもあるようです。
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土産物屋が並ぶ参道への曲がり角。
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曲がるとこんなん。
この先のコーヒー店で休憩したんだけど、コーヒー、とっても美味しかった。550円はチト高いとは思うけど山の中で、しかも美味しいコーヒー飲めるんだから妥当な料金なのかな。

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宝仏殿。徳川八代将軍と十代将軍の鎧が展示されているそうな。共に国宝だそうだけど、興味ないのでパス。
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御岳山は武蔵御嶽神社への参拝が主なんだろうけど、今日は外装の工事をしてた。なので写真撮らず。
その裏側にひっそりと安産の神様もあった。そばに二股に分かれた杉の巨木があって、そこをカップルが手をつないで通り抜けると二人の絆が強くなる…みたいなことが書いてあった。

東京近郊でこんな趣のある山があるとは知らなんだ。今日も私が下山する頃には人でいっぱいになってたけどさもありなん、だなぁ。今度、チャンスがあったら再訪して日の出山まで縦走してみようかしら。

花が綺麗だったのでたくさん撮ってきた。名前はワカランので写真だけアップしとく。

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前回、そして前々回に続くクラブパラダイスのハウスビーチで遭遇した群れの第三弾です。三回も書くんだから、どんな浜辺かもお知らせしておかなきゃね。
こんなん。

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右側に風に押し上げられ急斜面となった砂浜が見えるけど、この斜面をズリズリと上り下りしてエントリーする。タンク担いで足元が不安定な砂の斜面の登り下りはなかなかにシンドイ。ボートの日よけの影が映るあたりからエントリーして、右か左にコースを取る。

で、最後(たぶん)に登場するのがこのギンガメアジのトルネード!
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こんなんがビーチから入ってわずか10㍍ほども沖合に行ったところで見られちゃう! いやはや驚きました!

ちなみに群ればっかりお見せしてますが、それ以外にもこんな変わり者にも会いました。
joe
ジョーフィッシュですが、普通のジョーフィッシュではありません。頭の大きさが私の拳ほどもあるデカジョーことジャイアントジョーフィッシュです。メキシコのラパスが有名ですが、ここクラパラにも居ました。しかしかなりシャイでして、ちょっと近づいただけですぐ穴の中に引っ込んでしまう。しかもその穴が深~いの。ライト照らして覗いたけれど、50㎝奥ほどまで見えたのに彼の姿は見えず。そんなに深い穴を掘る必要あるのかしら?

ajimure

クラブパラダイス、ハウスリーフで出会った群れ第二弾です。
見渡す限りのアジの群れの中に1匹。このナンヨウカイワリ(たぶん)も先回同様、落後したアジでも狙っているのでしょうか?

昨日の日曜日。気の置けない友とゴルフに行きました。その帰路、車中での会話で、「最近、若者の車離れが激しいっていうけど意味合いが違うよね。車を必要としない環境になってるって事だよ。だから彼らは別の物欲に走ってる」と友。
そこから物に対する支配欲みたいな話しが続いたのだけど、私は聞き流しながらなんか寂しさを感じた。もしも本当に今の若者たちの多くが物欲に走っているとするなら、それはとても可哀相だと思った。
私も物欲が皆無ってわけではないけれど、それよりも“幸せだぁ~!”と感じる瞬間が欲しい。もっと欲しい。どうせお金を使うなら、そのために使いたいと思う。
目の前に、お金とたった数時間でも楽しいひとときがあって選べるとしたら、どちらを選びますか? 私は間違いなく後者を選びます。金額が100万円だったら、ちょっと考えちゃいますが(笑)。それでも今は、特に欲しい物も無いんですよね。それだけ恵まれてるってことですよね。感謝しなくちゃ。 

行って参りましたリゾートに。もう、コテコテのリゾート・ホテルでした。到着したら、私たちの使用する部屋にまだ前の客が居座ってるとかで入れて貰えず、別の部屋をあてがわれたのですが、そっちの部屋の方がゴージャスでした。ガ~ン! (/_;)/

まぁ、それはさておき………。かみさんのリクエストで向かった先ゆえダイビングに関しては殆ど期待もしてなかったんですが(かみさんは海中よりステイ優先)、海中も最高でした! 一眼カメラ持って行けば良かったぁ~(泣)。
リゾート地ゆえかダイバーはほとんどいなくって、潜ってるのは数人のダイバーと体験ダイバーのみ。だからなのか、リゾート前のハウスリーフでも素晴らしい光景に何度も出くわしました。で、本日はまず第一弾のご報告。

hosikaiwari

アジ玉からの落伍アジを虎視眈々と狙うホシカイワリ(体長80㎝ほど)。
ハウスリーフでセルフダイブを2本したのだけど、ビーチからエントリーして右に行っても左に行っても色んな魚の群れ、むれ、ムレ。もうビックリしちゃった。
リゾートの目の前の海でもこれだけの環境が残っているってのは凄い事だと思う。ジュゴンを見に行かないかと何度か誘われたけれど、カメラ機材も充分でなかったのでご辞退。魚の乱舞を眺めながら、陽光きらめく海中を漂っているだけで、もう竜宮城にいる気分だった。ン? 行ったところを書いてなかった。フィリピンはディマクヤ島のクラブパラダイスです。

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