タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2014年05月

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テンジクカレイというらしいッス@レンベ・アエルプランNo.1。

ナイトダイブの際に遭遇。変なやちゃなぁ、とワンカット撮ったらストロボに驚いたんか、アッと言う間に逃げていってしまった。
カレイと名は付いてるけど、ヒラメの仲間らしい。ということは、腹は写真上側ってことになる。ご存じのこととは思うけど、身体に対して左側に目があるのがヒラメ、右側にあるのがカレイ。当然ですが、決してヒラメとカレイが思想的に相対する左派と右派ってわけではありません。共に同じカレイ目に属する親戚であります。

ちなみにこのテンジクカレイ、かなり美味しいらしい。

私は大の子供好きであります。
ここ数年、赤ちゃんを抱っこしてませんが、赤ん坊あやすのはお手のものです。
2011年の東日本大震災以来、被災地へのボランティア活動が主体になってしまっているので、地元の少年サッカー指導の方は引かせていただいてはいますが、赤ちゃんも含め、おおむね子供たちには好かれる方だと自負しております。
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サラサハタの赤ちゃんとセンテンイロウミウシ(写真右端下)の赤ちゃんとのコラボ・ショットです。
ニンゲンに限らず、赤ちゃんってなんで可愛く感じるんでしょうね。ゴキブリとナメクジだけは勘弁ですが、ドブネズミもヘビすらも、赤ちゃんは可愛いです。

さて、もうワンカット。
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こちらは生まれたばかりのミノカサゴの赤ちゃんです。「キャ~、カワイ~!」(女子高生風に)。
体長は1㎝ほど。泳ぎもまだおぼつかなく、海中の揺らぎにアッチヘふらりコッチにヨロリしてました。

子供たちとはけっこうすぐに打ち解けて仲良くなれるのですが、海中の子供たちはワタシの姿を見るや皆逃げていきます。当然ではありますが、悲しや~
 
 

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コウイカ(たぶん)のタマゴ@レンベ・ゴビーAクラブ。

我が愚息がこの世に出てきてまだ数ヶ月のころ、ガーゼに身体を包んで一緒に入浴してたら、ピューっとクジラの潮吹きのようにオシッコされたことがありました。
ちなみにこのワタシ、今は無き祖父に入浴させてもらった時は、大きい方をいたしそうな。まだお乳しか口にしていない赤ん坊のウ○コは軽く、湯船にプカプカと浮いたそうです。視力が悪かった祖父は、照明が暗かったこともあったようですが、ワタシのウ○コの存在に気付かずに湯をすくい、それで顔を洗ってしまったそうです

コウイカ(たぶん)の話しに戻ります。
なんでオシッコやウ○コの話しをしたかというと、この後にコウイカがハッチアウトしたんですね。そのシーンを撮れなかったことがつくづく悔しいのですが、体長5㎜ほどの赤ちゃんコウイカが、タマゴを飛び出したその瞬間に墨を吐いたのです! 
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ペッ!とひと吐き、その墨の量は可愛いもんでしたが、こんなちっちゃな5㎜にも満たないようなイカが、自分の身を守るために墨を吐いたことに驚きました。

お風呂にてオシ○コやウ○コを出すという行為は、決して防御反応ではありません。きっとただ単に、気持ちよかっただけでしょう。しかし! 子供たちはそのような体験を通して、このコウイカの赤ちゃん同様に社会へと旅立ったワケです。(ンなこと無いか)。

イカの赤ちゃん、頑張って生き延びろ~!

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フリソデエビ@レンベ・アエルプランNo.2

フリソデエビの食欲は、その姿の美しさとは裏腹に実に凄まじい。このフリソデエビは自分の身体の数十倍はあるでっかいアオヒトデを独占してたけど、いったい何日で完食しちゃうだろう。このフリソデエビ君にしてみれば、まさにお菓子の家を見つけたくらいに喜んでるに違いない。
今までに会ったことのあるフリソデエビはたいていペアだったけれど、コイツは単独だった。まさに食料独り占め。

フリソデエビをしっかりと観察したことは無いのだけれど、ハサミの部分ってどうなってるんだろ? まるで盾を抱えてるように見えるんだけど、実際のところハサミはあるんだろうか。あるんだろうな、無けりゃヒトデを引き千切ることも運ぶことも出来んもんな。カメラ構えたダイバーがもう一人いたんで遠慮したけど、もしも今度、再び会うことがあって、しかもわたし独りの独占状態だったら、その時は失礼してひっくり返し、裏側観察させていただこうと思う。ハサミがあれば(あるだろうけど)、指を挟まれその存在位置も確認出来るに違いない。

私は小さい頃、よく「お母さんにそっくりね」と言われてました。しかし、年齢を重ねるにつれ顔つきも変わってきて、今では「お父さんにそっくりだね」と言われるようになりました。

さて。

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アカククリです@石垣島・名倉湾アカパラ。

なんでコイツがアカククリと呼ばれるのか、なんとなく判りました。

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アカククリ幼魚@レンベ・エアルバッジョ。

この子はきっと、お父さん似ともお母さん似とも言われることはないでしょう。彼らの子供であることは間違いないのですが。

明日から沖縄&石垣島へ研修です。せっかく行くのに潜れないとは何とも悲しい。一日早く現地入りして、ちょこっとだけでも潜る算段しとけば良かったと、今更ながらに後悔

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変態……、間違えた、変体タコ・ミミックオクトパスです@レンベ・アエルプラン。

ヒラメやウミヘビ、ミノカサゴなどに変身する、とっても器用なタコです。カメラのファインダー覗き込みながらジリジリと近寄っていったら、顔(頭?)もたげてこちらを睨み返してきました。
ちょっと脅かしてやったらゴジラにでも変身してくれるかと、手の平で「ワッ!」とやったら、こんなんのに姿を変えました。
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タコがタコの形真似てどうすんねん!



ところで……。
私の持論で「映像は活字を超えられない」ってのがあるんですが、先日たまたま、テレビで山田孝之主演の映画『手紙』を観ました。もう号泣です。
ズ~っと昔に東野圭吾の原作を読んでいたのですが、そんな泣くほどの作品だったかなぁ、と思い再読してみました。
エンディング、映画の勝ちだと思いました。

毎朝体重計に乗ってウェイトコントロール意識してる(つもり)のですが、とうとう自分の目標体重(=理想体重)を3㎏もオーバーしてしまいました(泣)。
自分の理想体重は62㎏なんですが、4月ころから徐々に増加し始め、セーブしようと心がけているのに、とうとう65㎏を超えてしまいました。
週末にボール蹴りにいって少しは減るのですが、週が明けると元に戻ってる。消費カロリーが摂取カロリー量に追いついてないってことですね。「もっと働け!」という声が聞こえてきます。

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マンジュウイシモチ@レンベ・ゴビーAクラブ。

このカット、トリミングしてません。ずいぶんと近寄って撮ったと思うでしょ? 違うんスよ。コイツが巨大なのです。体長およそ13㎝ほどです。女性の手の平ほどの大きさです!  これじゃあイチゴのパンツ履いたウミタナゴみたいでちっとも可愛くありません! 
たまたま巨大な奴に出会ったワケではありません。この周辺にいたマンジュウイシモチ全てが巨漢でした。
この時にニシキテグリにも会ったのですが、こやつも大きくてコロンコロンに太ってました。
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このニシキテグリ君も体長13㎝は優に超えてました。横にいるウスジマイシモチもでっかい!

この海域の栄養が豊富なんでしょうか? 彼らもカロリー摂取量が運動によるカロリー消費量をオーバーしてるのでしょう。
思うに、マンジュウイシモチはほとんど泳ぐことをしません。ニシキテグリに至っては昼間は何もしないでジッとしていて夕方になると行動開始します。そんな生活してれば太るはずです。

アレ? ワタシと一緒ジャン! (゜◇゜)ガーン
 



 

写真撮影の面白さは、その一瞬を切り取ることにあります。その切り取る一瞬をどのように表現するかが醍醐味であります。まぁ、アタシの場合は「どう切り取るか」以前に切り取る技量に問題があるわけですが………。

ダイビングに限らずですが、「ここは写真じゃなくて動画の方がいいなぁ」なんてシーンにときどき遭遇します。そんな時は、写真カメラのビデオ機能使って動画撮影するんですが、やはりビデオ専用のカメラにはかないません。最近では小型動画カメラ「GoPro」をBCジャケットの肩やカメラハウジングのアームに取り付けて潜る人も見かけるようになりました。

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ハナヒゲウツボ@レンベ・ビアンカ。
捕食の瞬間であります。あまりに突然で、どんな風に撮るか考えていなかったので、ピンも甘いし構図もイマイチです。な~んて言い訳したいところなのですが、実はこの時、ガイドさんが瀕死のこの小魚捕まえてきて(たぶん瀕死にしたのはそのガイドさんだと思う)、ハナヒゲウツボの目の前に放ったのでした。
ところがウツボくん、満腹だったのか既に瀕死の小魚を怪しいと思ったのか、まるで食べようとせず穴の中から身体をクネクネさせてるばかり。
だいたいからして口の大きさより魚のサイズの方が大きい。「こりゃ喰わないな。いや喰えんだろう」と思い、その場を去ろうかと思った矢先にパクり!と食いついたのでした。

カメラを携えるプロとして、気の緩みはイカン!という教訓ですな。アッ! あたし、アマチュアでした。 

お約束通り「はい!ア~ンして」第二弾でございます。

私の母方の祖父は明治の生まれでして、学校には行ってなかったようですが、やたらしつけには厳しかったお方でした。私がまだまだ小さい頃、何かと怒られました。その祖父の教えの中のひとつに「男は歯を見せてはイカン!」ってのがありまして、食事中にモグモグしながら歯を見せるなんてもってのほかで、笑うときさえも歯を見せてはならん!と教わりました。「ワッハッハ」「ガハハ」笑いはいかんと言うのですね。なので「ムフフ」「ウフフフ」と笑わなくてはならない。 ニヒルっちゃあニヒルかもしれんけど、なんかオカマちっくで男っぽくないッスよね。私としてはやはり豪快に「ガハハハ!」と笑っていたいのですが。

ということで、 「はい!ア~ンして」。

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口内保育中のバンガイカーディナルフィッシュです。
前にも書きましたが、保育担当はお父さんです。お母さんはどこかに遊びに行ってるようです。我が家と一緒でございます(すでに愚息は手を離れましたが)。
お口の中にチロッと何かがあるのが分かります? 卵ではなくてすでに孵化した赤ちゃんたちです。

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赤ちゃん、何者が来たかとお父さんの口の中からコチラを覗いてます!

そうそう。
前回は口の中を見せてもらえなかったのですが、どうしたらお口を「ア~ン」して貰えるか分かりました。ギャグです。お魚に受けるギャグを一発カマしてやれば良いのです。彼らは厳しいしつけを受けていないので、ウケさえすれば「ギャハハハ!」と笑ってくれます。その時がシャッターチャンスです!(←ウソ) 

私がときどき利用する歯科医院に、透けるような綺麗な素肌をした美人女医さんがいます。首もとはもちろん、その指先も真っ白な皮膚で血管が透き通って見えるほどです。
詰め物が取れてしまったり歯に不具合が生じたときにその歯科医院へ行くわけですが、運良くその女医さんに当たればラッキーですが、院長さん(おっさん!)に当たった時は「はい、大きく口、開けて~!」と言われても、閉じたくなっちゃいます。腕の方は間違いなく院長先生の方が確かなんですがね。
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さてこのスパインチークアネモネフィッシュ、何かをほおばっております。何を食べてるんでしょうか? もっと大きく口を開けて欲しいので、「ハイ、あ~んして!」と言ったのですが「おっさんの指、口ん中に突っ込まれるのはヤダ!」と断られてしまったので、画像を拡大することにします。
 
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何かを食べていたんじゃなくて、お口の中を寄生虫に占拠されていました!

海の中にはエビやベラなど、寄生虫を掃除してくれる歯医者さんのような存在の方々もいるのですが、さすがにこんなエイリアンのような寄生虫には対処できないようです。
もしも私のバディが、透き通るような皮膚の美しい指の所持者でしたらきっと、「取ってくれ~!」と泣きつかれたことでしょう。残念ながら、バディは私より逞しい指を所持するかみさんでした。

次回は「はい!ア~ンして(その2)」をお届けする予定です。 

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本日、帰国しました。6日間、たっぷりと窒素を吸わせて頂きました。出てくるオ○ラも窒素の香りがしそうです(注=窒素は匂いません)。
シンガポール・チャンギ空港で時間を持て余したのでビールやらブランデーやらをあおり続け、乗り継ぎ便に座るなり離陸前に気絶。「Don't disturb」と朝食も摂らずに眠っていたのだけれど、機内の照明が明るくなって目を覚まされ、ふと窓から外を見たら眠気も飛びました。
雲海の向こうにポッコリと富士山の姿が。下に見える陸地は伊東市あたりでしょうか?  ガイジンさんにも富士山は有名なようで、前の席でも後ろの席でもカシャカシャとシャッター音が聞こえてきました。機内中央席のガイジンさんがiPhone取り出して撮ろうとしてたから、窓際に座ってた私が代わりに撮影してあげました。

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シャワーを浴びて会社直行です。さすがに眠いッス。この後、昼食摂ったら猛烈な睡魔との戦いが待ってると思われます。
現地(レンベ)報告、ボチボチとアップしていきます。

先週末に行った桜の植樹は、珍しく晴天下で行われた。
yaku3いつも暴風雨や雪に祟られていたのだけれど、ようやっと雨神サマから解放されたのかもしれない。

何度かセセラギ沿いの道を往復したのだけれど、小川を守るように覆い被さる木々の新緑が目に眩しかった。
そんな川べりに腰掛けて食べたお弁当の美味しかったこと! 

さて今日から五月。
五月晴れの山歩きをしたくて計画したのだけれど、どうにも予定が組めない。
温泉に浸るという付録も付けて(むしろこっちがメインか)、箱根近辺の山を、金時山か明神ヶ岳あたりをのんびり登りたいのだが、土日で行くにも既に予定がいっぱいでどうにもならん。
yaku1
この秋には再び屋久島に渡ろうと思ってる。その前哨戦として温泉行きを兼ねて…と思ったのだけど、どうやら新緑の季節は無理そうだ。この調子だと6月か8月になりそう。
yaku2
すでに今月も7月もダイビングの予定が入ってるのだ。窒素ばかり吸ってないで、時にはオゾンも吸わんといかんね。屋久島にあったこの岩は、タバコくわえとるけど健康のためには吸うならオゾンの方が宜しかろう。

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