タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2014年01月

昨日、電車の中で隣に居た赤ちゃんが泣き出した。私は赤ちゃん泣いたからと言って「チッ!」なんて舌打ちしたりはせんよ。むしろ、その赤ちゃんの泣き声がとても可愛くて、思わず顔を覗き込んでしまった。

ところで生まれたばかりの新生児を赤子(赤児)と呼ぶのは、確かに赤いからだろうと思う。その子が大きくなって、すでに皮膚からは赤味が失せても赤ちゃんと呼ぶのはなぜか? 顔を真っ赤にして泣くからか?

 
kaeru
カエルアンコウの赤ちゃん@レンベ。

この子が赤いのは生まれたばかりだからではない。自らをカモフラージュするために近くの海綿か何かの色に変身したのだろう。でもこの時、この周辺に赤色の物は無かった。この子はとっても目立っていたけど、無事に成長してるだろうかちょっと心配。 

伊達巻きと言えばつくごんですが、………エッ? 知らない? 伊達にゃ惚~れな~い、つくごんの伊達~巻き!ってCMソング知りません? 知らんか 知らんかもなぁ~
伊達巻きは正月のおせち料理に欠かせないものですが、我が家ではその伊達巻きを喜んで食べる家族がいないので、今年は近所の鰻屋で鰻巻きを大晦日に注文し正月に頂きました。

我が家のおせち料理はとってもシンプルでして、今年はその鰻巻きが特別でしたが、通常は黒豆とカズノコと富山名産の昆布じめ(お刺身)、紅白の蒲鉾そして関東風のお雑煮です。甘ったるい関東風昆布巻きや冒頭の伊達巻き、そして栗きんとんなどはありません。主食に甘いものはいっさい必要ない家庭なのです。伊達巻きや甘辛く煮た昆布巻きなどは、もしも我が家にあったとすれば食後のデザートとして出てくることでしょう。

datehaze

と、いうことでダテハゼです@ムンジャンガン・シークレットベイ。

この子も日本で捕まれば甘露煮などにされそうですが、もしも我が家にやって来たとしたら天ぷらに化けることは間違いありません。
 

私がほぼ毎日利用する駅前に、とても美味しいケーキ屋さんがあって、わたしが店内を覗く時はたいていお客さんが数人います。わたし独りで入ることはまずありませんが、昨年暮れに勇気を振り絞って突撃入店しXmasケーキを購入しました。
そんな独りで入店することはまず無いお店ですが、時々かみさんに連れられ入ります。わたしはいつも同じものしか食べないので「なんにする?」と聞かれることもなくなりました。わたしがいつも食べるのはレアチーズケーキです。とっても小さくて、ひと口で食べられちゃう大きさなのに330円もします。

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ブリーカーズダムゼル@リロアン「マヌリバ」
日本にはいない種類のスズメダイだと教えられて、チョコマカとフェイントかける泳ぎに翻弄されつつ必死で撮ったワンカットです。
スズメダイの仲間は総じて好きな被写体ではありますが、「滅多に見られない」とか「超レアです」なんて言われると、その被写体が好みであるか否かに関わらすシャッター押しまくるわたしです。レアに目が無いのです。

それ故に、って訳じゃ無いのですがレアチーズケーキが好きです。レアチーズケーキしか食べてないのに冒頭「美味しいケーキ屋さんがあって…」なんて書いちゃいました。いかんですね。
たった一品しか知らんでお店をお薦めするってのは、登ってもいない富士山のことをとやかく書くことに等しいです。それでもアタシャ富士山には登りませんが(遠くから見るだけで十分)、今度はモンブランには挑戦してみようかと思うとります。

何事にも否定的な言葉しか吐かない輩がいる。今度の都知事選、建設的なことを言ってる候補者は半数ほどだ。何かを止める、無くすことを主張する前に、そのための代替策を熱く語るべきだろう。皆が不必要と思うのなら、それより優れた代替品さえあればそっちが最優先で使われことは論を待たない。

さて今日もまたいつものように唐突に話は変わる。
私のゴマンモンガラ嫌いはつとに有名だが(誰が知っとるんだ?)、その凶暴きわまりない抱卵中のゴマモンガラに敢然と立ち向かう勇者がいた。

この人↓

gomamon

スレートに「抱卵中のゴマモンガラです」と書かれてるのを見た途端、アタシは驚き慌てふためき数㍍も吹っ飛んだのだが(若干、誇張アリ)、そのスレートを盾にしてガイド君はゴマモンガラに近づいてくではないか!
抱卵中のゴマモンガラはダイバーにとってサメより怖い存在。そんな凶暴な奴に向かって行くなんて、なんでまたこんな恐ろしいことをしたのかイクジット後に聞いたら、「ゴマモンガラの卵を見たかった」とのこと。いやはや驚いた

彼はアタシと別れた後で抱卵中のゴマモンガラの写真を撮るべく、独りカメラ持参で再び訪れたのだそうな。アタシにはとても出来ん。
ちなみにこの勇者は屋久島ダイビングライフのT君である。

昨年大晦日。前日までの大掃除でバッキンバッキンになっちゃった身体に鞭打って買い物に出かけた。家を出るときには無かったのに、戻ってきたら我が家の角にゴミ袋が置かれてた。買い物に要した時間は1時間ほど。そのわずか1時間の間にゴミが放置され、しかもすでにカラスが袋を食いちぎりゴミが散乱してた。

大晦日31日の午後にゴミの回収が来るはずも無く、次回年明けのゴミ回収は2週間後だ。それまで壁の外側といえど我が家の脇にゴミを放置しておくわけにはいかない。
カラスが開けた袋の口から郵便物が見えたので出してみたら、近所のアパートの住人宛だった。そやつの玄関先に戻しておこうかと思ったけれど、他の住人の方々に迷惑になるだろうからと、そのアパートの大家さん宅に持っていった。

この子供のような行為をしたのはうら若き女性。普段はちゃんとアパート指定のゴミ置き場に入れてるようだけど、すでに回収箱には鍵が掛かってたので我が家の隅に放置したらしい。ゴミの回収日を知らないわけでは無いだろうから確信犯である。

somen


ソメンヤドカリ@マラパスクア

きっと大晦日まで頑張り彼女は帰省したんだろう。で、頑張りすぎてゴミを捨てる暇が無かったんだろうけど、浅はかなやっちゃ。今後の近所付き合いに支障を来すだろうことにまで頭が回らなかったようだ。そういう輩を一般的に「ホ」という。

このソメンヤドカリも目が回ってるほど忙しいようだけど、そのようなおバカなことはしない。彼らは海の掃除屋さんでもある。
ルール無視して近所の迷惑かえりみないこんな輩には、今度再びこのような行為を行ったらゴミ袋の中身をきれいに陳列し、どんな生活してるか写真撮って公開しちゃおうか。(今時の若い女はそんなことで羞恥心覚えんかなぁ~
このヤドカリ君の爪の垢でも煎じて飲ませてあげたいのだった。

futasuji

フタスジリュウキュウスズメダイ@石垣島・樹下美人
ニャンコ目した可愛いサカナです。好きなんですが直ぐに珊瑚の中に隠れちゃうしチョコマカ動き回ってとても撮影に苦労します。

通勤途上のとある家の壁には「私もネコは好きですが野良猫に餌を与えないでください」と書かれたメッセージが張られてます。どうもネコが餌を食い散らかすのが問題なのではなくて、ネコより先にカラスがやってきて食い散らかされるのが迷惑なようです。
我が家の近所でもノラちゃんに餌をあげてる家があります。ご自宅の庭であげてるから文句も言えないのですが、たまたま餌をあげてる時間に私が車で帰ってきたりすると、猫たちは車のボンネットが暖かい事を知っていて、私の車のボンネットの上まで食事を持って来て食べるのです。とても困りものです。先日もボンネットの上に魚の骨やウロコがこびり付いてしまって、洗車しても取れずにホトホト困り果てました。

ネコ避けマット(トゲトゲがいっぱいあるマット)、買ってこなくちゃ。

先週末に書いたとおり、お仕事終えて京都をブラブラしてきた。
昨年は城崎温泉に行こうとして突然の降雪で電車が動かず、京都で足止め食っての散策だったけど、今回は予定通りの行動。浅田次郎作品の『壬生義士伝』と『輪違屋糸里』の舞台を散策してきた。

maekawahouse

新撰組が駐屯していた八木邸と旧・前川邸(写真上)を観て廻り、両邸が思っていた以上に近いので驚いた。八木家の部屋の中も撮ったのだけれど、撮ったあとで撮影禁止だったと知ったのでアップするのは自粛。
その後プラプラと20分ほど歩いて角屋、そして輪違屋へ。
kadoya
上の写真は角屋さん。今は営業して無く一般公開してるらしいけどこの日は残念ながら休館日だった。この角屋さんから二筋ほど曲がると輪違屋さん(写真・下)。
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これまた驚いたのだけど、こちらは今だ営業中。ゆえに中に入るにはお客さんにならなあかん。お客さんになるにはいくらくらいすんのだろう?(それ以前に「一見さんお断り!」だろうな)創業は元禄元年(1688年)ってことだから、320年以上も営業してるってことになる。
で、この後西本願寺、東本願寺(工事中)、そして錦市場と歩いてこの日のお宿へ。
文政元年(1818年)創業の旅館、いや旅籠に投宿。正直なところ、宿泊代は目ん玉が飛び出るほど高いんだけれど、こんな時でもなきゃ泊まることもないだだろうと大奮発。本当の「お、も、て、な、し!」を堪能させていただいた。

翌日は東へ。特に何を観たいというアテも無かったのだけれど、ちょうど京都市内は全国女子駅伝をやってて道路は相当な渋滞が予想されたのでコースから逃げて東の知恩院と建仁寺に行くことにした。
建仁寺では俵屋宗達の『風神雷神図』が特別公開されてるってんで、ちょっと期待して行ったのに何とレプリカだった。
twogods
レプリカ展示して拝観料取るってどういうこと? これって詐欺と一緒じゃん! 古い建築物や文化財を管理するのは大変なのは承知。それ故に費用が掛かることも十分承知。しかし、人集めのためにレプリカ展示…ってのは頂けんなぁ。
16rakans

この時のアタシの心境、まさに16羅漢の一人と一緒だった。

イヤハヤ慌ただしい一週間だった、例年のことだけど。昨日あたりからやっとデスクにゆっくりと向かえる時間的余裕も出てきたけど、年賀状やらDMやら膨大な量の郵便物が山積みで、それらに目を通す(半分以上は開封もせずにゴミ箱行きだけど)だけで半日かかってしまった。(>_<)

先週末。
お休み最終の二日間で箱根の強羅まで温泉浸かりに行ってきた。

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このお宿、なんでもあの三菱財閥創業者の岩崎弥太郎氏三男坊の別荘だった家を改装して宿にしたんだそうな。その風格たるや室内も外観もそりゃあ見事なたたずまいなんだけど、その歴史が物語るように部屋に忍び込んでくるすきま風もなかなかなモンだった(笑)。
goranagare
強羅に向かう峠にも、この庭園の片隅にも雪が残るこの時期のすきま風だから、かなり冷たいのだけどそれもワタシ的には風情ととらえられるほどで、夏場だったらきっと受けるだろう蚊の猛攻に比べればどうってことはない。
料理も吟味された食材が適度な量でタイミング良く出され、がっつく年では無くなった身には嬉しかった。
それより何より一番は、やはり湯。箱根の湯は柔らかく優しくて私は好きだ。
goraroten
景色が楽しめる時間に露天風呂に入り、太陽の翳りと共に刻々と色彩を失っていく庭の景色を眺めてた。庭の街灯にポツポツと明かりが灯りだした後は、しばし湯船の縁に腰掛けて火照る身体を涼めて次は内湯へ。
食後にもう一度温まり、就寝前にサッと温まって布団に飛び込み、そして翌朝目覚めると洗顔兼ねて湯に浸かり、一泊二日で5回も入ってしまった。

そんなことを自慢げにカミさんに話したら、なんでも今年から始まったNHK大河ドラマの主人公・黒田官兵衛は、有馬温泉がいたく気に入り11回も入ったらしい。さぞやふやけたことだろう。

さてこれから京都へ。京都のお客様に年始のご挨拶を終えれば、今年の年始挨拶回りはこれでほぼ終了となる。せっかくの週末出張だから、日帰りで終えずにちょっと足を延ばしてこようかと思案中……、ってのはウソ。既に気持ちはそのつもりになってて、デスク脇には着替えの下着と靴下が入った鞄が旅立ちを待っているのだった。

明けましておめでとうございます。

さて皆様はお正月をいかが過ごされたでしょうか?
私は今年は珍しく、新年を東京で迎えました。元旦、そして3日とあちこち都内を歩き回ったのですが、晴れ着姿のお嬢さんを見かけること、無かったです。なんか寂しい限りです。
そういう私も和服あるのですが、着付けが面倒で何かと気を遣うのも嫌で、結局着なかったのですが、女性も同じなんでしょうか?

しかし、頑張ってるワンちゃんに会いました。

opmekasi

襟元にどうせファー巻くならピンクのにすればもっと素敵だったかもしれません。これではミニ・ライオンと間違われそうです。

正月にあちこち散策すると、普段は開かれていない所が公開されていたりして、近所のお寺でも初めて見ることが出来たものもたくさんありました。「明けましておめでとう」ならぬ「開けましてありがとう」でした。撮影禁止ではなかったので写真もたくさん撮ったのですが、何となく公開するのははばかられるので止めときます。

昨日(3日)は上野の国立博物館へ長谷川等伯の『松林図屏風』を観に行ってきました。時代背景を知ってから観ると感動も倍増しました。

その帰り道、徳川家の墓所にも立ち寄ったのですが、その時足元にこんなものを発見!

BlogPaint

なんだか分かりますか?

拡大いたしませう。

kosen2

かなり古い古銭です。銭形平次もお参りに来てたのかもしれません。

何かと発見の多い新年でした。
今年一年、そんな新しいことに感動できる一年にしたいと思っとります。

ということで、今年も宜しくお願いします。m(_ _)m

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