タカラガイの独り言

ちょっとした出来事やダイビングや旅のことなど徒然に。

2013年04月

東京は既に桜も散り、新緑が美しくなってきてます。まさに初夏ですナ。ひと月ほど早いように感じますが。

先週末、サクラ植樹作業としてはこの春最後の東北入りしました。
しかし東北地方はまだ肌寒く、金曜日夜の一ノ関は推定気温は8℃ほど、土曜日の南三陸地方夜半は4℃を表示していました。

それでも日中には太陽の暖かさが心地良かったです。
そんな太陽の恵みを受けて大地に様々な花が咲いていました。

tanpopo
一面のタンポポ! その土手の片隅には、
tsukusi
ツクシ! そして、
hana2
こんな花や
hana1
こんな花があちこちに咲いてましたが、名前、知りません。

コッチは桜草ですか? サカナの名前はけっこう知ってるけど、花の名前はトント………
sakurasou

昨年植樹した桜は1.5倍ほどに成長していました。
そして中には、花を咲かせているのもありました!
sakuraS
なんと嬉しい光景でしょうか。
5年後(桜は5年で成木になると言われてます)がとっても楽しみなタカラガイなのでした。

さて、桜の植樹奉仕がひと区切りついたので明日から潜りに行ってきます。(3月にも、奉仕活動中にサボって潜りに行ってましたが。)
戻りましたら、もしかしたら現地から、ご報告させていただきます。
皆さまも素敵なGWをお過ごしください。




choucho2
チョウチョウコショウダイのヤングです。
このくらいのヤングになるとほとんどダンス踊らなくなりますが、オチビちゃん達はお尻フリフリ可愛いダンスを披露してくれます。

かみさんが先月からジム通い始めました。凹凸無しの爪楊枝のような体型なので、減量と言うよりは日ごろの不摂生(家でゴロゴロしてる)を少しでも解消しようって魂胆だと思います。
ジムに行くような金使うくらいなら、隣町まで歩いて買い物に行くとか近くに素晴らしい公園があるんだから、走りに行くとかすれば金もかからんのにイケメンのインストラクターでもいるんでしょうかね?

そのかみさんが昨日、リトモスってダンス習ったというのです。
そのダンス、なんでも掛け声掛けながらお尻フリフリするらしい。

イントラ「ハ~イ、そこでお尻を振って~!」

生徒達フ~!

イントラ「ハ~イ、もっと色っぽくゥ~!」

生徒達フ~ッ!

こんなやり取りしてるそうなんですが、アタシが「生徒たちってまさか、みんな婆さん?」と聞くと、
かみさん「……………………。」
どうやらバーサンばかりのようです。

場面を想像したら気が遠くなりました。

choucho
婆さん(爺さん?)となったチョウチョウコショウダイです。コチラの婆さんは決してお尻フリフリダンスはいたしません。

nanohana


先々週末には蝶が飛ぶのを見かけたのに、先週末は東北地方では降雪するほどの寒さがやってきた。東京の我が家も寒さに震え、4月も中旬を過ぎたというのにファンヒーター入れた。
しかし、せっかくの週末がこのような天気だと本当に腹が立つ。それでなくとも週末を自宅で過ごせるチャンスは少ないというのに、結局、土曜は雨で一歩も出ず、日曜も何もせずに音楽聞いたりウェッブ覗いたりしながら家でゴロゴロしてた。

アレ? それで良いのか? 天気が良かったら、まぁ~た何処かに出かけていたはずだもんなぁ。

ビンボー性というのか、落ち着きが無いというのか、ジッとしていることが苦手。
ジッとすることを目的に行動起こせば、ジッとしてることも出来るのだけれど、そのジッとしてるという目的がなかなか見つからない。
本は好きだけど自宅で読むことは滅多に無い。本は、本を読むしか無いような時間に読むようにしてる。読まなくちゃならない時を除いて。
そんな調子だから、先日ようやっと司馬遼太郎の『峠』を読み終えたのだけど、3冊読破するのに2週間もかかってしまった。学生時代に読んではいたのだけれど、何となく再読したくなったのだ。学生時代は一気に2日ほどで読んじゃったんだけどなぁ。

来週からの長旅に、本は何を持っていこうか思案中。
しかしきっと、これまた読む時間はほとんど無くて、ヘタすりゃ1ページも読み進まずに本を道連れにして終わり…のような気もするが。

暇つぶしのような内容で申し訳ない。m(_ _)m  

写真は2011年、九州・国東半島にて。


kaeru
カエルアンコウ@マラパスクア・カプカプ。
な~んともマァ、バッチイ奴です。それでなくとも、もともとがブチャイクな顔なのに、これでは餌の小魚どころか伴侶も逃げ出しそうです。人間社会では、こんなにストレートな表現はいけませんね。ブチャイクとは言わずにユニークな…と表現する方が好ましい。

某所で人の性格の上手な表現方法をまとめておりました。
例えば短所でせっかちな人は、「反応が早い。行動が素早い」
自己中心的な人は、「人に流されない。自分というものを大切にしている」
臆病な人、「慎重な行動がとれる」
集中力が無い人は、「いつも何か新しいことを考えている」
時間にルーズな人、「マイペースでのんびり屋」
浮気っぽい人は、「好奇心旺盛な人」

なかなか素晴らしい!

そして極めつけ。

怠け者→「無駄なことはしない人」
不真面目→「型にはまるのが嫌い」
だらしがない人→「自分のスタイルを貫き通す人」
先を考えない人→「今を大切に生きてる人」

まさにものは言いよう、です。

先週末、木曜(11日)の夜に岩手県北上市へ。夜半の到着だったので車中でビールとお弁当をいただき、駅前のビジネスホテルにチェックインするなり夜の街へと繰り出しました。
いや~、北上駅前。なかなか隠微な街なんですね、知らんかった。
その翌日、岩手県大船渡市へ。市の外れにある赤崎町合足(あったり、と読みます)で獲ったばかりのワカメのメカブと熱々浜焼きのホタテを戴きました。ムッチャクチャ美味しかったデス!

さて、話しは先のマラパスクワ行に戻ります。(もういい加減読み飽きた…という声も……)
島での食事が満足のいく物にありつけなかったので、セブシティに戻った夜は「美味いモンが食べたい!」とホテルを抜け出ました。
ところが調べて行った先に目的のお店を見つけることが出来ず、結局ホテルそばのお店に。
私は食事より酒! なので、鰻の蒲焼きと焼き鳥頼んでチビチビ。鰻も焼き鳥も明らかに冷凍物だったけれど、酒のアテにするには充分でした。

かみさんは「汁物が食べたい!」ということでラーメンを注文。
で、出てきたラーメンがコレ

rahmen

どうみたって天ぷら蕎麦です。ちょっとスープ飲ませてもらいましたが、味はしっかりラーメンでした。

特に何と言った調理をせずに食したメカブとホタテのあの旨さ! フィリピンだってそれなりに海産物は獲れるでしょうが、食の文化レベルが違いすぎるんでしょうな。
毎度も書いてますが、食文化は日本が世界一番であることは間違いありません。

kawamo

先日のマラパスクア島からの帰り、羽田からリムジンバスに乗ったら車窓からこんな綺麗な夕景が見られた。
東京の景色も棄てたもんじゃない。

ワタシは小学校時代を練馬のはずれで過ごした。その家のそばには石神井川が流れていて、台風が来るたびに氾濫していた。当時のアタシには大河のような河だったけれど、数年前に見たら走って飛び越えられそうなドブ川だったのには驚いた。
この川を下ったことがあった。ゴミ捨て場に大きな発泡ウレタンの板を見つけ、それに乗ってドンブラコッコと下っていったのだ。

決して東京湾まで下って小笠原を目指したわけではない。
豊島園への無賃入場をしようと企てたのだった。

しかし、この小学校時代のアタシとしては壮大な冒険は、園内までは辿り着いたものの岸に登ることが出来ず川に落ち溺れそうになり、そして園の係員に助けられ、その後こっぴどく叱られたのだった。
仮に係員に見つからずに首尾良く潜入出来たとしても、お金を持ってなかったから遊技物には何も乗れなかったんだけど。

神戸大や同志社大の学生がUSJでバカなことをやったらしい。しかもそれを Twitter だかで自慢してた…ってんだから呆れかえって開いた口のアゴが外れそうだ。
アタシも失敗に終わった豊島園潜入作戦を、こっぴどく怒られた事は隠して同級生に自慢してたけど。

でも少なくともワタシは、その時に来場していたお客さんを楽しませることはあっても、係員さん以外に誰にも迷惑はかけていないことを、今また、ここで自慢させてもらっちゃう。

さて、コレな~んだ?

tako
「写真がヘタクソでワカラン」という声が聞こえてきそうだけれど、ちょっと色味の異なった岩のように写ってるのは、足を広げると60㎝ほどもあるタコ。マラパスクアからの遠征ダイブトリップ、カランガマン島で会った。
近づくと奇怪な姿に変身して威嚇してくるのだけれど、それでも近づいて行くとまた逃げて、その逃げた先の色合いに化ける。まさに忍者のよう。

先回のニタリ動画に引き続き、今回もピンボケ&フレームアウトしちゃってて恥ずかしい限りなのだけれど、恥を忍んで公開しちゃう(あとで後悔?)。


タコの天敵はウツボなんだけど、タコはそのウツボに襲われると自分の足を1本切り落としてウツボに与え、ウツボがその足を食ってる隙に逃げる…って話しを聞いたことがあるのだけれどホンマかしら?
今度、腕にウツボの被り物着けて潜りタコ脅かしてみようかしら? 足1本お土産に貰えたらラッキーだよなぁ。

そうそう! マラパスクア島の報告ページ完成しました。お時間ありましたら覗いていってくださいまいマシ。今回もまた情報量少なくて公開できるようなページ作れませんでしたが……。
コチラからどうぞ。Oh! My regret!

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オオモンカエルアンコウ@マラパスクア ディープロック

こいつに会うたび何時も思う。哲学者のようだと。
やっちゃいけないけれど、なんでこうもジッとしていられるのかと、ときどき指示棒などでツンツンする。すると「ウザったいなぁ」とばかりにゾロリと身体を動かす。
餌が眼前に来るのをジッと待ち続ける間、こいつは何を思っているのか?

先月、私が卒業した中学校の同窓会があった。少子化の影響をこの地も受け、我が母校も合併し当時の校名は消滅する。
そんな事もあるためか、かなり多くの同窓生が集まったようだ。私はここしばらく書きつづってるようにマラパスクアに潜りに行っていて参加できなかった。
本音を言えば出席したいが半分、在京であっても欠席したのではないかと思う気持ちが半分だ。その揺れる自分の気持ちが何故なのかよく解らない。よく解らないけれども、何となく理解してる部分もあるのだ。その場に行って何を語り合うのか見えてしまっている自分がいるからだと思う。あの頃の想い出話し以外に話すことなどないのは明白だから。
決してそれが嫌なわけでは無いけれど、語り尽くしたあとに皆と別れたその後の虚しさが耐え難い。想い出は大切だと思う。けれど悲しかったことと楽しかったことしか思い出せない。辛かったことや苦しかったことは見事に忘れてしまっている。いや、忘れ去ろうとした。忘却は人間の、ある意味素晴らしい技能なんだろうと思う。

ようやっと忘れられた事を思い出したく無いのだ。Oblivion=忘却。 
いつの日か、楽しかったあの頃のことすら忘れてしまうのかもしれない。
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先日かみさんが、オーストラリア留学してる中国人学生と話す機会があったそうな。その時、彼女たちは口を揃えて「日本は素晴らしい。綺麗だし、なにより自由なのが素晴らしい」と語っていたそうな。
思想や言論を統制され、賄賂や贋物作りが横行し、煤煙撒き散らし放題の国と比較されること自体にそもそも無理があるのだけれど、「私たちは中国に生まれなくて本当に良かったね」とかみさんと話してた。

そんなことがまだ私の脳裏に残っていた昨日。新聞記事に、とっても小さかったけれど悲しい記事が掲載されていた。
サイパンやテニアンの慰霊碑に、中国語で「中国バンザイ!」とか「打倒日本帝国主義!」だのと書かれた落書きが見つかったそうだ。
なんという浅はかな、哀れな話だろう。日本人もイタリアだったか現地の遺跡に落書きした奴がいたけれど、やるせない話しだ。
公衆トイレなどにも、壁の色が分からないほど下品な落書きで埋め尽くされてるのに接することもあるけれど、その書き主たちの教養の低さがどうしようもなく悲しい。

anko
真っ赤なカエルアンコウ@マラパスクア・カプカプ


相合い傘なんかを落書きしてる奴らの恋は、成就することは少ないだろうなぁ。そういえばズ~っと昔の事だけれど、松本駅のトイレをお借りしたときに、なかなか秀逸な落書きがあった。
「ベルが鳴る。クソは出かかる汽車は出る。」
場所が場所だけにせっぱ詰まった状況が見事に謳われていて、その時は「素晴らしい!」と、作者の教養を感じたけれど、ヤッパ書く場所が間違っとるよなぁ。

先日、ダンジャパンから届いたAlert Diver を読んでいて思わず笑ってしまった。
ダイバーの死亡要因データをまとめた記事だったのだけれど、それによればダイビングの死亡率は10万人に15~20人くらいなんだそうな。で、これはアメリカでの自動車事故による死亡率とほぼ一緒なんだそうな。
笑ってしまったのはこの後の記述。他の死亡率も例に挙げていて、
一つ、自動販売機が倒れてきて亡くなる人が年に40人ほど。ウン、何となく判るような気がする。
一つ、ボールペンを飲み込んで死亡する人、約100人。結構多いな。赤ちゃんかな?
一つ、頭の上にココナッツが落ちてきて亡くなる人が約150人。これも想像に難くない。
しかし、
一つ、白鳥に殺される人が年に2人ほど。この後に「白鳥というのは結構怖い生物だ…」と続く。
    確かに噛まれれば痛いだろうけど、殺される事、あんのか?ホントに。
一つ、抜いたシャンパンのコルクに当たって死ぬ人が1年に24人ほど。
    そんなにいるのか!?  失明なら判るがどこに当たって死んだんだ?
そして最後に、自分の車の中で溺れてしまう人が292人。
    まったくもって??????

まぁ、確かに3.11東日本大震災でも多くの人が車ごと流されて亡くなったけれど、「車の中で溺れて……」という表現を使うのは、「ダイビングは思いのほか安全なんだよ」と言いたいがためだろう。
まぁDANの気持ちもワカランでもないが、ちっと比較表現方法に無理があるんとちゃうかなぁ。

ちゃんと自己管理をし、機材もちゃんと整備し、バディシステムをしっかり守り、周囲に気を配って無理をせずに潜ればダイビングは決して危険なスポーツではないのは確かなんだけどね。
皆さん、安全で楽しいダイビングをしましょうね。

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なぜかホバリングしてるソリハシコモンエビ@マラパスクア ディープロック

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一昨日、昨日と添乗員として気仙沼と陸前高田に赴いた。被災地にサクラ植樹するツアーに同行しての事なのだけれど、主催社側としてアタシが添乗することになったのだった。
「コリャ、楽な役回りだな」と当初はウヒヒだったのだけれど、ツアーが始まって直ぐに「甘かった」ことに気が付いた。
出発当日。どうしたわけか右足の股関節が外れた。サッカーやってて時々そんな事はあったのだけれど、何もしないでなったのは初めてのことで、痛みの走る足を引きずりツアー参加者を先導していくのは容易じゃなかった。
それに加えて最大の問題は、今まで添乗員さんが掲げる旗について行ったことはあっても、自分が先導するなんて経験は初めてだから、何とも気配りの出来ない先導員になってしまった。「経験の有無の問題では無く、もともと気配りの出来ん奴」との声も聞こえるような気もするが……。

一関の造り酒屋で、岩手名物の「餅御膳」昼食するまでは何とか間を持たせることも出来たのだけれど、昼食後は参加者と共に車中でコックリコックリと船を漕いでしまった。
慣れないことはするモンじゃないと、つくつく感じた二日間だったのであった。やはり餅は餅屋なのだ。アタシの出番ではなかった。

mochi2

沼エビまぶした餅のお代わりをし、後から出てきたお雑煮までもみごと完食し、私はすっかり参加者と化していたのであった。
ツアーに参加の皆さま、まったくもって申し訳なかったです。m(_ _)m

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